ここへ来てから、時間の感覚がひどく曖昧になった気がする。
僕は、いつからここにいるのだろう。
目で活字を追いかけながら、僕は、全く別の事を考えていた。
文庫本から顔を上げ、駅前広場の時計を確認したが、待ち合
わせ時間よりも、十分早い時を差している。
ここへ来てから、まだ五分しか経っ...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
ここへ来てから、時間の感覚がひどく曖昧になった気がする。
僕は、いつからここにいるのだろう。
目で活字を追いかけながら、僕は、全く別の事を考えていた。
文庫本から顔を上げ、駅前広場の時計を確認したが、待ち合
わせ時間よりも、十分早い時を差している。
ここへ来てから、まだ五分しか経っ...
「えっと、特別な意味で好きな人、かな?」
眠ってしまったのかと思うくらい長い沈黙の後、瑞希は「いるよ」
と答えた。
やっぱりね。ああ、心臓が胸を突き破りそう。
だけど、聞くのよ。一人でモヤモヤするくらいなら、はっきりと「そ
れは、ロクローでしょう?」って。
瑞希なら、誤魔化したり...
う~ん。アニメぇ~。何でしょうぉ~。
本は、小説も実用書も漫画も読みますが、大好きなアニメーションと
限定されると……^^;
真面目に観出すと、どれも面白いですしねぇ~。
ああ、ジブリ映画なら!
よくTVで放送するので、大半は観ましたw
いろいろありますが...
「今、ロクさんが一人で扱えるのは、霊格一から五までの下級妖
魔や悪霊で、属性によっては、もっと対応霊格が下がります。
ですので、今後を考えて、彼のレベルアップを図る必要がある
と思うんです」
「確かに、この市内で、現役として働いている実行部員は、ボク達
を入れて五人で、他二名は...
月黄泉神社で瑞希が出迎えてくれた時、ロクローの意識は、ま
だ戻っていなかった。
が、よくよく調べると、ロクローに取り憑いている妖かし“犬神”の
治癒力が働いて、眠っていただけらしい。
しかも、アタシの腕から怨鬼の手を外した時に負った火傷のよう
な怪我も、もう治りかけている。
信じ...