退魔除霊師 ~モクボ~ (7)
- カテゴリ: 自作小説
- 2009/11/30 21:28:45
「だから、決めなくてもいいの。人間が何でも分類するのは、あく
まで便宜上……精神衛生上の問題なのよ」『精紳……衛星?』イチローが外を見る。
ちょこんと小首を傾げて、空に浮かぶ月を見るように。「精神衛生。噛み砕いて言うと、心穏やかに過ごす為の方...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
「だから、決めなくてもいいの。人間が何でも分類するのは、あく
まで便宜上……精神衛生上の問題なのよ」『精紳……衛星?』イチローが外を見る。
ちょこんと小首を傾げて、空に浮かぶ月を見るように。「精神衛生。噛み砕いて言うと、心穏やかに過ごす為の方...
『秘武器つかっ! かっ、兼光……殿?』教室に戻り、お夜食のお弁当を食べていたときの事。
ずっと静かにしていたイチローが、急に わたしを呼んだ。口に食べ物が入っていた わたしは、視線だけをそちらに向ける。ジーッと、わたしを見上げる妖かしの目は、感情こそ読みにくい
が、全く無...
好きな動物ですか ^^それは……やっぱり、ネコ さんですwまんまるで、ふわふわで、甘え上手で。したたかで、抜け目がなさそうで、自分勝手で。もう愛される為に生まれてきたような生き物ですよぉ~ (*^ ^*)うちはマンションなので生き物は飼えませんが、将来、ニコで同居できると...
ふっと一息付いた時、外界は、濃紺を幾度も塗り重ねたような
ミッドナイトブルーで覆われていた。
大学の敷地内は外灯が少なく、闇も深いのだ。今は……午後九時二十分?! もう こんな時間なの!集中していた時は気付かなかったが、体は猛烈な空腹を訴え
ている。教室の時計が故障した訳...
「どうしたの? 早く脱いで」「えっと……上も下も、全部?」「いつも、そうしているでしょう?」「オレ、タチさんの絵のモデルになった事なんてないよぉ~」どうも、話が噛み合っていないようね。
わたしは、黙って自分の絵を指差した。「?」ロクくんが不思議そうな顔をしたので、もう一度...