退魔除霊師 ~ヘビガミ~ (28)
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/07/31 23:44:17
『ロク、この女性が……蝶子さんですか?』目を まん丸にしたオケが、近づいてくる女性を凝視したまま、
そう聞いた。当然、オケは、オレに尋ねたんだと思う。
でも、何も答えられなかった。人好きのする大輪の花のような笑顔。大人になった瑞希を思わせる意志の強そうな黒い瞳。双子の姉、...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
『ロク、この女性が……蝶子さんですか?』目を まん丸にしたオケが、近づいてくる女性を凝視したまま、
そう聞いた。当然、オケは、オレに尋ねたんだと思う。
でも、何も答えられなかった。人好きのする大輪の花のような笑顔。大人になった瑞希を思わせる意志の強そうな黒い瞳。双子の姉、...
オケと來夢に何と言われても、こうなってしまったものは 仕方
がない。
夢をコントロールする術は、オレには備わっていないのだから。オレは、幼い瑞希に手を引かれながら……本堂を、そう、本
堂を目指していた。こうしていると、確かに、昔、こんな事があったような気がして
くる。訓練...
数分後、オレ達の足元に、何かが横たわっていた。視界が ボンヤリとしていて判別できないが、あの障壁なのだ
ろう。『さあ、再起動する前に行きましょう』來夢が急かすので、オケが覚束ない足取りで歩き出した。足元の人型の塊を ぼんやりと眺めていたオレは、何気なく
自分の顔に手を……...
なっ、夏のオシャレですか ^^;
何気に難問ですねぇ~^^;;
ん~、何でしょう。。。
オシャレは足元からと言う事で、サンダルなんかは良い物が欲しいです ^^
でも、足のサイズが大人と子供のボーダーラインなので……orz
なかなか好みの物には出会えません。
そ...
オケが先に障壁の領域に踏み込んだ。何もない所から突如 現れた障壁は、直ぐにオケを敵と判断し
て、水を集め始める。小さな水玉同士がくっつき、徐々に大きな水塊が増えていく。
でも、向こうの準備が整うまで、悠長に待つ必要はない。オケは、水の第一刃が来る前に、地面を抉るように“風の傷&rdquo...