Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師~ユメワタリ~ (40)

オレはドアを開けようと手を伸ばし、遅ればせながら犬の姿では、
無理だと言う事に気付いた。
流石に、この手(前足?)ではドアノブは回せない。

「主が命ず。犬神、屋下より外へ!」

やましい事はないが、古番先輩に謝ってから、オレは人型に戻っ
た。

うん、夢なので全裸にはならないよう...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (39)

「いや、障壁の一件もあるし、何が起こるか分からないから、一緒
 に動こう」

考えに考えて出したオレの結論に、カイちゃんが緊張気味に頷
いた。

『まず、どこへ向かいますか?』

「う~ん、そうだなぁ~」

参ったな。全然思い浮かばない。

「……私、自分の家が見たいな」
...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (38)

揺るぎない瑞希の瞳を見て、オレは決意を固めた。
オレは、オレに出来る事をするんだ。
何が何でも、カイちゃんを古番先輩に会わせる!

「さあ、走って!」

瑞希が拍手を打ち、水を集める。
來夢も手伝っているのか、僅かな時間で巨大な水の固まりが出
来つつあった。

「カイちゃん、行こ...

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★オススメですか。

そうですねぇ~。

小説は広く読むのがモットーなので、何か一つと言われると困りますなぁ。

推理も、恋愛も、時代物も、ファンタジーも、ホラーも、古典も。

難しい言葉で綴られていない小説は(資金が続く限り)購入して読みます。

だって、立ち読みじゃ泣けないし、笑えないから……。

...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (37)

「ここは、想いの眠る場所だ」

瑞希がぽつりと呟いた。

「想い?」

「人は、どんなに辛い出来事も、忘れる事で乗り越える。でも、
 完全には消し去れないから、ここに想いを預けておくんだ。身
 を裂くような胸の痛みが癒えるまで……」

瑞希は、ガラクタの一つを手に取って眺めた後、...

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