Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師 ~エンキ~ (6)

「おっはよぉ、瑞希っ!」

「おはよう。やっぱり腫れたみたいだね」

「ん~、これでも、ロクローに聞いて応急処置はしたんだけどね」

大げさな包帯で、そこだけキグルミハンドのようになった手をヒラ
ヒラと振って見せると、瑞希はクスッと笑った。

「解毒薬と解毒布、持ってきたんだ。授業...

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退魔除霊師 ~エンキ~ (5)

「ああ、そうそう。手は、清水で冷やしておけよ。少しはましだぞ」

アタシの家の前まで来た時、ロクローが思いついたように、そう
言った。

「全然、痛くないよ?」

「そうかもしんないけど、お前、キックした時、右手、かばってた
 じゃん」

言われて、右手を握ったり開いたりしてみる...

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★不思議な夢?

夢……ですか

私は、寝るのが趣味みたいな物なので、よく見る方だと思いますが、

面白くはないですね ^^ (カテゴリ『お笑い』って・・・


吸血鬼の狩りの得物として連れてこられたら、実は自分も吸血鬼

だったり。

怪しげな研究室で自らが作り出した巨大昆虫に追いかけられたり...

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退魔除霊師 ~エンキ~ (4)

もう、何なのよ。最低最悪。

來夢の言った通りだった。
瑞希は、ロクローが好きなんだ。アタシなんかが瑞希に敵うはず
ないじゃない。

でも、いつから?
瑞希は、いつからロクローの事を……。

走りながら、頭に上った熱を下げようとしたけど、益々ヒートアッ
プしていく。
このまま家...

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退魔除霊師 ~エンキ~ (3)

「あ?!」

今度は、アタシが我に返る番だ。

「やっばぁ、やっちゃったよ。どうしよう」

「あれの事なら大丈夫。それよりも、ケイ、手を見せて!」

瑞希が念入りにアタシの手を調べて、ほっと息をつく。
ちょっと痛かったけど、血が出てるとか、歯型がついているとか、
言った事はない。...

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