Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

MONO ~悲運の舞姫~ ⑬

《終章》-1「盗みは犯罪」「……そう仕向けたのは、姐御っすよ」ペンダントを落とさないように、しっかり持ち直すと、カンクロウは
ポツリと反撃した。「カンクロウの事じゃないけど?」「へえ、へえ、そうっすか。あ、それより、これは本当に陽菜に返
 してもいいんすね?」「ええ。その...

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MONO ~悲運の舞姫~ ⑫

《光流》-2男の子 ---真一と呼ばれていた--- が、また、アタシを見る。
そこには、哀れむような、大人びた光が揺れていた。「……いいえ、ごめんなさい。ボクの勘違いです。本当にごめん
 なさい。あの……お姉さん、早く、帰った方がいいですよ。こ...

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MONO ~悲運の舞姫~ ⑪

《光流》-1一気に暗くなってきたな。雲が増えてきたのかも。レッスンを早く切り上げて、一人、早足で歩いていたアタシは、
立ち止まって赤く燃え上がる空を見上げた。……千影、本当に辞めちゃうのかな。少し練習すれば大抵の事は出来るようになるのに、やたらと諦
めの早い双子の姉。昔か...

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MONO ~悲運の舞姫~ ⑩

《真一》-2なぜか小南くんは半泣きだ。
こんな、くだらない事で盛り上がれるなんて、毎日が楽しいだろう
な。羨ましい。「大丈夫だよ。あれ、普通のカラスだもん」「え、普通の? どこにでもいる?」「そう、ただのカラス」「なんだよ。てっきり、この学校の秘密を暴くオレ達を、邪魔に思
 う謎の組織が放ったヒット...

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MONO ~悲運の舞姫~ ⑨

《真一》-1「また、何か “見える” のか?」窓の外を見ていたら、小南くんに、そう言われた。クラスでは、ぼくとこいつで “名探偵エドガー” なんて、恥ずか
しいコンビ名で呼ばれているけど、別に迷宮入りの事件を解決
した訳でも、吉本を目指している訳でもな...

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