Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

苺と桃と。 ~森のクマさん?~ (6)

<Side.悟瑠>合流した晶ちゃんの提案でドリンク休憩を取る事になり、ロクが
買出し係を買って出た。「桃姫は、炭酸じゃなきゃOKだったよね。いっちゃんは……オ
 レと同じのでいい?」「何だよ、ロク。奢ってくれんのか?」茶化すように言うと、ロクから「ジュースだけならね」と返...

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苺と桃と。 ~森のクマさん?~ (5)

<Side.桃子>
みんなに謝罪と挨拶を終えたサトくんが、やっと私に微笑みかけ
てくる。「待たせて、ごめんな」見るからに起きたばかりで、服もいつも通り。
トリプルデートだからと気負った私が馬鹿みたいに思えてくる。「モーニングコールすればよかったね」そう言いながら、さり気なく髪を耳にかけた。
私の耳に...

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苺と桃と。 ~森のクマさん?~ (4)

<Side.悟瑠>何してるんだ、僕は。
昨日、トーコに遅れるなと言われたのに……。でも、どうやっても遅刻は遅刻だ。
起きた時間が、既に待ち合わせ時間を過ぎているのだから。箪笥から適当に服を引っ張り出して、ケータイでトーコの番号を
呼び出す。
3コール目で電話がつながった。...

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苺と桃と。 ~森のクマさん?~ (3)

<Side.桃子>待ち合わせの30分前。私は、店に到着した。  “洋 菓 子 の 店  エ リ カ”その名の通り、何の変哲もない、ごく普通の洋菓子店……なの
だが、ここのケーキは侮れない。コテコテと着飾っていない分、素材本来の味が生かされている
気...

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苺と桃と。 ~森のクマさん?~ (2)

<Side.悟瑠>「今度は二人で出かけような」僕がそう言うと、僕の彼女、トーコ ―― 姫野 桃子 《ヒメノ トウコ》
 が少しだけ言葉に詰まったような気がした。一体、どうしたんだろうと、僕が口を開きかけた時、やっと答えが
帰ってくる。『うん、そうだね』ん? 元気がない…&he...

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