退魔除霊師 ~ヒミコモリ~ (5)
- カテゴリ: 自作小説
- 2009/12/26 21:30:38
小さな獣が、ヒラヒラと逃げ回る白い物を追いかけて、ぼくの
部屋を飛び回っている。獣は、奇妙なほど胴体が長くて、耳の大きな狐の襟巻きのよ
うな姿だ。逃げ回るのに疲れたのか、白い物は失速して、獣にパクッと
飲み込まれてしまう。そんな夢を見た。
薄目を開ける。
と、少しだけ開いたカーテンの...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
小さな獣が、ヒラヒラと逃げ回る白い物を追いかけて、ぼくの
部屋を飛び回っている。獣は、奇妙なほど胴体が長くて、耳の大きな狐の襟巻きのよ
うな姿だ。逃げ回るのに疲れたのか、白い物は失速して、獣にパクッと
飲み込まれてしまう。そんな夢を見た。
薄目を開ける。
と、少しだけ開いたカーテンの...
今年は……う~ん、そうですねぇ~。何か重大ニュース、あったかなぁ~?
あ、年の初めにニコッとデビューしましたぁ~ \(●^▽^●)/ニコ活動は、一日一ブログを目標に、毎日コツコツですw
(ブログ報酬のCコインの為に^^;)他にも、無料イベントが多...
考えれば、考えるほど納得いかない。
なぜ、ぼくが、自分の部屋を追い出されなければならないの
だろう。まあ、柄佐は、ぼくが泊める事にしたんだけど、六郎太さんは
……いや、待て。姉さんの事だ。何か魂胆があるんだよな。でも、二人は、怪しい気配を感じたのだろうか?
そうなると、六...
「柄佐くん。話の大筋は小鉄からメールで聞いているけど、
もう一度、君の口から聞かせてくれる?」ぼくが お茶を配り終えると、姉は、いきなり そう切り出した。なるほど、ぼくを待っていたのか。最後まで面倒みろって事
なんだろうな。でも、ぼくには、姉さん達のような力はないのに…&hellip...
夜の十時を回った頃には、ぼく達は、すっかり時間を持て
余していた。元々、柄佐とは仲がいい訳ではない。
どんなやつかも よく知らなかったくらいだ。「お前の姉ちゃん、遅いな」「そうだね。もう戻っても いい頃なんだけど」手間取っているんだろうか。そう言えば、今日の仕事は、いつもとは違った試みをする
とか言...