夢日記ⅩⅦ 『近道』 (4)
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/06/25 20:08:30
そんな顔をされると全てを許してしまいそうになる。
が、心を鬼にして、俺は きっぱりと言い切った。「駄目なものは駄目です」「はいはい、帰ればいいんでしょう? 僕は、もう行くけど、後は
勝手に進めていいからね。新しい家、楽しみにしてる」「解かりました」ジルが消える。
勿論、糧となる女達も一緒に。車内に...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
そんな顔をされると全てを許してしまいそうになる。
が、心を鬼にして、俺は きっぱりと言い切った。「駄目なものは駄目です」「はいはい、帰ればいいんでしょう? 僕は、もう行くけど、後は
勝手に進めていいからね。新しい家、楽しみにしてる」「解かりました」ジルが消える。
勿論、糧となる女達も一緒に。車内に...
自分が暴走しかけている事を意識し、俺は、ふっと口元を緩めた。とっくに腐っているはずの俺の脳には、痛みも恐れもないはずな
のに、ジルの事を考えると、平常心ではいられなくなるのだ。ジルに魅入られ、新しい命を与えられた俺は、生きた死人……
闇の眷属としては半端者。だが、変わり者...
伸ばしかけた手が、少年の肩に触れる前に止まる。……貴方の為に?俺は、何を言っているんだ。
これでは、まるで 恋人へ愛を告げているようじゃないか。
或いは、少年に仕える従者……。俺の戸惑いに気付いた少年は、楽しげに立ち上がった。「デク、そのゴミは...
こんな夢を見た……。
無常にも時が刻一刻と過ぎ去っていく。流石に、今日も遅れたら、彼女は許してくれないだろうな。
彼女への贈り物にと買った品に、俺はそっと触れた。これでチャラにしてもらえるだろうか?
ポケットの中の小さな小箱。中身は給料の三か月分だ。本当ならゴ...
<一年目の手紙>
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
今日で付き合って1年。あっという間だったね。
ということで、今日ぐらいは 真面目に手紙でも書こうかと思った次第
です。おれにしては珍しい試みだけど。
さて、何から書こうかな。
あー、これ結構言いにく...