Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

夢日記ⅩⅤ 『魔人使い』 (4)

「まあ、待て。そんなに急かすな。少し考える時間をくれ」「はい、私は気長に良いお返事をお持ちしております」「考える余地なんてありませんよ、王子」「まあまあ、少し休みしましょう、従者殿。帝国軍もしばらくは戻っ
 て来ないでしょうから、ね? あ、これ、お近づきの印にどうで
 す、媚薬入りの口紅」「いらん!...

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夢日記ⅩⅤ 『魔人使い』 (3)

流れに逆らって、こちらに向かってくる兵士に気付いた。繰り出される剣先。流れる水のような動き。舞いの様な美しい剣
技だ。着ている鎧から一兵卒ではないだろうとは思うが、この人を切る
訳にはいかない。僕は、相手の剣を打ち落として言った。「僕は女を切る剣を持っていない」でも、その人は懐から小刀を出し、なおも...

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夢日記ⅩⅤ 『魔人使い』 (2)

日が落ちた。
その頃には、荷物は ほとんど積み終わっていた。流浪の民と、長老が言っていた通り、旅慣れしているのか、荷物
は最小限で手早くまとめられている。あとは人だけだが、それは夕飯を食べてからという事になった。夕食にと出されたのは、小さな実を潰して粉にして、それを水で
こねて団子にした物だった。「...

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夢日記ⅩⅤ 『魔人使い』 (1)

こんな夢を見た……。
 
 
 
「まだヤツラの影はありませんね。平和その物だ」ウラタが安堵の溜め息を漏らした。「王子、すぐに長老と話をつけましょう」疲れているのだろうに、アミが気丈に胸を張る。「よし、行こう」僕は、逸る気持ちを抑えて、村へと足を向けた。その村は、小高い丘...

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夢日記ⅩⅣ 『銀のスプーン』

こんな夢を見た……。
 
 
 
ある日、巨人が村にやってきて、私を妻にと言い出した。私は、乱暴者で女好きの巨人が好きではない。
だいたい、妻なんて あちらこちらの村から娶って、何十人もいる
のだ。でも、巨人には、誰も逆らえない。村長が婚礼衣装を用意している間に、私は村を...

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