Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師 ~イセカイノオウ~ (7)

やんごとない?
古文で習ったな。確か……高貴なとか貴重なって意味だっけ?「クロ。お前、犬のくせに古風な言葉、使うんだな」「オレ、犬じゃないよ」「いや、どう見ても犬だから」クロ犬は「う~ん」と唸る。おいおい、何を悩む事がある。
お前は犬だ。どう見ても猫じゃない。「ムッタン、...

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退魔除霊師 ~イセカイノオウ~ (6)

目を閉じれば、この走馬灯モードは解除されて、次の瞬間には、
頭を割られた俺が砂浜に転がっている事だろう。
その方が楽に違いない。でも、俺は、槍の先が落ちてくるのを 他人事のように眺めていた。ああ、海と言えば定番だよなぁ、西瓜割り。
……って、俺の頭は西瓜かよっ?!いくら夏...

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退魔除霊師 ~イセカイノオウ~ (5)

「ヨリネレ? ツマ、ヨリネレ=ペウミ?」パティは、俺の絵に昂奮したように「ヨリネレ」と繰り返す。もしかして、パティの知り合いか?
俺の運命の人は“ヨリネレ”さん?「ヨリネレ、どこ?」絵を指さしてから、お巡りさんの敬礼みたいに額に手を当てて、
キョロキョロと辺りを見回す。何故か...

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退魔除霊師 ~イセカイノオウ~ (4)

「おい、パ……がはっ?!」無邪気な笑顔で、パティが再度、凶悪な水かけ攻撃を仕掛けて
くる。
パまで言いかけた俺の口の中にも、海水が容赦なく飛び込んで
きた。制服が水を吸って重くなり、真新しい傷に塩水がしみる。
が、こうなったらヤケだ。俺は、自分でも意味が分からない奇声を発...

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退魔除霊師 ~イセカイノオウ~ (3)

そもそも、俺が、なぜ、命を懸けた冒険に出かけたのかを話すに
は、時間が足りないので手短にいく。まず最初に結論を言うと、ミス研の学祭発表の為に始めた研究の
最中に、出逢ってしまったのだ。運命の女性《ヒト》に!その時、俺は、たった一人で“我が校の起源”――学校の七不思
議――の調...

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