Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

★食欲の秋に食べたいもの

食欲の秋に食べたいもの?あえて秋と言うなら、この時季の物はいただきたいですねぇ ^^柿や梨、栗、南瓜を使ったスイーツとかw甘い物には目がなくてwwう~ん、まさに食欲の秋ですなぁ~(*^_^*)
 
 
 
でもね、我が家の周囲は 秋と言うより、もう冬なんですよね ^^;いやぁ~、寒いですぅ~(((゜...

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MONO ~胡蝶の夢路~ (11)

<終章>
 
 
『動いて、声を出す。そうすれば、私の時間が動き出す』私は、もう何度も繰り返した。『動いて、声を出す。そうすれば、私の時間が動き出す』やがて、誰かが近づく気配がした。一人ではない。二人だ。何か言った後、その内の一人が私の前に跪いた。
昨日も来た刑事……確か...

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MONO ~胡蝶の夢路~ (10)

「願いは実行され、貴女は失ったの。大切な者を永遠に」(だって、字は書けなかった。ノートは白紙のままだった)「でも、願ったのでしょう? 蝶になりたいと」(お父さんもお母さんも和泉も。私が犠牲にしたって言うの? 
 でも、私は何も得ていないわ。失っただけ。私が得た物って
 何よ!)夜美が小首を傾げた。
...

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MONO ~胡蝶の夢路~ (9)

<胡蝶>
 
 
水仙、桔梗、百日草。ガーベラ、ポピー、カーネーション。私がいる部屋の中だけが時間に取り残されている。白い壁に囲まれた小さな部屋。
花達だけがこの殺風景な部屋に彩りを添える。これは“夢”。
いつも私が見る夢の続き。私は笑みを浮かべると、しばし、花の香りを楽しん...

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MONO ~胡蝶の夢路~ (8)

<成田聡子>
 
 
大きく開かれた部屋の入り口に立つと、私は両親の姿を探した。
ベットは空になっている。中に入ると、足に生暖かい水が撥ねた。水? ああ、これは夢?
じゃあ、ここは海の中だ。
白に限りなく近い青が部屋中に満ちている。そして、潮の香り。
祖父の田舎がある漁村の匂いとは少し違うようだが、...

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