夢日記57 『NAMIDA』 (中)
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/03/26 23:15:37
4人は狼狽し、なすすべなく突っ立っていたが、我に返った
ユキが、猫を私から引き離そうと手を出した。猫が その気配に気付き、私から顔を離すと、ユキの手を爪で
引っかいた。深く傷ついたユキの手から、本物の血が滴る。
でも、ユキは怯まず、再び猫に手を伸ばそうとした。「ユキ」私は、堪らず声を出した。配線が切...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
4人は狼狽し、なすすべなく突っ立っていたが、我に返った
ユキが、猫を私から引き離そうと手を出した。猫が その気配に気付き、私から顔を離すと、ユキの手を爪で
引っかいた。深く傷ついたユキの手から、本物の血が滴る。
でも、ユキは怯まず、再び猫に手を伸ばそうとした。「ユキ」私は、堪らず声を出した。配線が切...
こんな夢を見た……。
それは、いつもと変わらない平穏な午後。
学校の帰り道。巷では行方不明事件など起こってはいるが、私の生活は何
一つ変わる事がない。そんな現実味のない話より、遊び仲間の男の子“ユキ”が、
他の女の子と楽しそうに歩いてい...
わ、我が家のルール?特にない、かなぁ~^^;意外と放任ですし、人として最低限のルールは(まぁ、無意識に)守っていると思いますけど ^^;;我が家のルールねぇ。……家族間での規則とか、決め事とか?それなら、家族の誕生日は、みんなで そろって祝うとかですかねぇ~^^これは、誰...
こんな夢を見た……。
俺達は、巨大な虫に追いかけられていた。
奴は、日に透ける事のない黒い羽根で飛んでくる。俺と恋人のリナは科学者だった。狂った実験で生みだされた禍々しい生物は、俺達以外の研
究員を皆殺しにした。人もまばらな夕暮れの町で俺達は車を走らせていた。...
「ねぇねぇ、水華ちゃん。一個、問題点、発見だよぉ」立ち止まった深柑が、ノンビリとした口調で言いました。「え、何? 時間ないから、歩きながら言ってよ、深柑」「ん~、そうなんだけどねぇ。今の課題の分のぉ」「課題?」眉を顰めた水華に、深柑は「星の欠片が出てきてないみたいだよぉ」と、にこやかに伝えました。「...