Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (46)

『ロク、今日は、“シュークリーム”をお土産にするのでしょう。
 出掛けに、小太刀さんと美鶴さんに、お願いされていたの
 ではありませんか?』本当は“外出するならお土産を”と言われただけで、何を
買うかの指定はありませんでした。
ですが、私が食べたいので...

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退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (45)

「そうかなぁ~。シズは、まだまだガキだと思うけど……」六郎太が、杉菜に合わせるように声の音量を上げます。何故かは分かりませんが、梨花子には今回の八重の件を詳
しく伝えてはいけないようです。それならば、私も……。『甘いですね。女性は、いくつであっ...

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退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (44)

「まさか、杉菜まで、こっちに来てたなんて驚いたよ」梨花子の気配が遠ざかった途端、六郎太が声のトーンを落と
しました。『里を空にする訳にもいかぬし、こちらも手が足りぬようだった
 ので止むを得ずな。ほんに神子殿は、妖かし使いが荒い』それに合わせるように、杉菜も声を潜めます。八重が妖かしに襲われた事によ...

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退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (43)

開店前の店内に通され、席に着くと、梨花子と似たような格
好をした女性が、ティーセットを持ってやってきました。菓子とは違う甘い香り……いいえ、これは明らかに妖力です。この異性を狂わすような魅惑的な空気。
梨花子よりも年若いように装っていますが、この女性は、年経
た妖かしに違...

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退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (42)

「おぉ~い、リカさぁ~ん!」妖かし回りに、やや嫌気がさしてきた頃、六郎太が突然 大
声を出しました。顔を上げると、道の先で水を撒いていたと思われる女性が手
を振っています。「あの人がエリカの店長だよ」六郎太が小声で話しかけてきます。暑さの所為でボンヤリしていた私は、その女性の姿を見て、
一発で目が覚...

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