退魔除霊師 ~シニガミノカマ~ (41)
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/05/16 23:26:57
直ぐさま立ち上がった六郎太は、最後の羊羹を口の中に押し
込むと部屋を飛び出しました。完全に私を忘れています。折角なので、私は、羊羹を頂いてから行こうかとテーブルを
見ると、私の分の羊羹も綺麗になくなっていました。全く、六郎太は、どれだけ食べれば気が済むのでしょう。
いくら何でも食べすぎです。私が文句...
藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
「自作小説」には、 私の自作小説が、
「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^
直ぐさま立ち上がった六郎太は、最後の羊羹を口の中に押し
込むと部屋を飛び出しました。完全に私を忘れています。折角なので、私は、羊羹を頂いてから行こうかとテーブルを
見ると、私の分の羊羹も綺麗になくなっていました。全く、六郎太は、どれだけ食べれば気が済むのでしょう。
いくら何でも食べすぎです。私が文句...
注目しているスポーツ選手?それは……ゆうちゃん、こと、斎藤 佑樹 投手でぇ~す (◡‿◡✿)あははっ、メチャメチャ ベタですねぇ~^^;と言いつつ、高校時代の ゆうちゃんは敵でしたがw駒苫の連覇の夢を打ち砕いたピッチャーが、よもや、北海道のチームに…&hel...
風が治まり、その中心に現れたのは……。『鎌鼬?!』『へえ、あっしは、ソルと申しやす』鼬に良く似た妖かしは、そう言って頭を下げました。ソファーの上で身構える私を制して、六郎太が「こいつが風
子さんの?」と確認します。「そうよぉ。実は、パパよりも長ぁ~い付き合いなんだから」『...
「うん……」六郎太は、水羊羹に手を伸ばしながら、神妙な顔をしました。妖かしとも 分け隔てなく接する六郎太は、この度の人間と妖
かしの対立をどう思っているのでしょう。夏香の言う通り、退魔除霊師の感覚では、二体の鎌鼬も、そ
の仲間の猫又も、処罰の対象になるはずです。
おまけに...
閑静な住宅街。
その中にあって、六郎太の家は、どこにでもある普通の一軒
家に見えました。ですが……。『まるで要塞ですね』「そう?」『神社の比ではないくらい、強烈な結界が張られています』「邪悪なモノを入れない為だって話だよ。オッケーは入れな
いかもしれないなぁ~」『私のど...