Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師 ~タネ~ (8)

思わず「ええぇぇぇっ?!」と、大声を発したのは、あたしだけ
ではなかった。螢都お姉さまと木霊とロク先輩も一緒に混声大合唱。小太刀さんと來夢お姉さまは、目を丸くして絶句している。「おおお、オッケー。そそそ、それは どう言う意味?!」ロク先輩が、分かりやすく動揺した。多分、ロク先輩が考えた事は あたしと...

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退魔除霊師 ~タネ~ (7)

「一番になった人が、明日一日、お姫さまって言うのは どう
 ですかぁ?」あたしの言葉に、みんなが首を傾げる。「え、オレが勝っても お姫さま?」まあ、ロク先輩の疑問は、ちょっとズレてるけど……。「ロク先輩は王さまですよぉ。先輩が勝ったら、みんなでロク
 先輩の好きな物をご馳...

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退魔除霊師 ~タネ~ (6)

來夢お姉さまが結界を張った離れでは、のんびりとした時間
が流れていた。ロク先輩と螢都お姉さまの戦い――と言っても、螢都お姉さま
が一方的に攻撃してるんだけど――が完成された芸術品の
ようで、思わず、うっとりしてしまう。『花火と言うのは、あれ程までに過激で危険な遊戯なのか?』『遊戯と言うより、むしろ、...

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退魔除霊師 ~タネ~ (5)

『主は“人に向けるな”と言ったではないか!』「言ったけど、普通、考えたら分かるでしょうがっ! 化け茸
 が焦げ茸になってるじゃないのっ!」槌の子以上の大声で、螢都お姉さまが怒鳴る。少し離れた所で、茸の姿をした この山のマスコット達が、日
焼けした皮でも剥くみたいにお互いのコゲ...

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退魔除霊師 ~タネ~ (4)

「美鶴さん、逆さまよ」考え事をしていたので、小太刀さんが何を言っているか理解
する前に、あたしは花火に火をつけていた。蝋燭の炎に近づけた先に火がつき、メラメラと燃え上がる。「美鶴さん、それは紙の部分が持ち手だと思うけど」「……え? わっ、きゃん!」思わず落とした花火を、小...

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