Nicotto Town


てらもっちの あれもっち、これもっち


お金ってなんだろう。


昔からずっと思っていたこと。


「お金ってなんだろう。」

日本銀行が発券する銀行券。

昔々は物々交換していたけど,
お金ができてからは売買という手段で
いろいろなものを好きなときに取引できるようになった。


例え話を一つ。

ある銀行家が100人の村に来て利子1%で各人に1万円を
貸した。全部で100万円。その村は他の村との交流はなかった。

村はお金により交換がスムーズになり便利になった。
みんな自分のお金を増やそうとした。

1年後に銀行家がやってきて
各村人から元金と利子で1万100円ずつとりたてていった。

え,1%分はどこから来たの?



そう,だれか一人が損をする→破産しないと
成立しないわけです。
これが資本主義。競争を生む原理。全員のWinWinはない。



日本銀行は公定歩合をつけて各銀行に金を貸す。
各銀行はさらに利子をつけて企業や個人に貸す。
それぞれで利子の分だけ取り立てる金額が増えていく。

貸した金より取り立てる金の方が多い。
だから生き残るために競争が生まれる。
貸す側が有利。


だれもが分っている当たり前のこと。

「利子がある限り金は借りないほうがいい。」


え,僕は共産主義者かって?いやもちろん違います。
お金は分業を促し社会を効率的に,成長を促します。
利子についてもそれほど利率が高くなければ,
貸す側の権利と思います。


でも,今の世の中は何か大きなボタンの掛け違えがあるので
うまく,みんなが幸せになれないのだとは思っています。

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2011/01/23 00:35
本庄さん

 本気コメントありがとうございます。
 少しわかってきた気がします。

 利子が経済成長を促し,経済成長が利子を規定するわけですね。
 ということは,利益の高い金融商品や銀行のさやが大きすぎれば
 実体経済側の成長を強要していくことになり,その期待と破裂がバブルになって
 いくということですね。

 ということは安定した経済を志向すれば,低成長にあわせた低利子が望ましく,
 日本のような縮小時期にさしかかった経済ではマイナス利子も
 ありうるということでいいんでしょうか?


 多分,インフレや財政出動とも関係してより複雑にみないといけない気はするのですが,
 僕自身はマイナス利子を許容したインフレターゲット政策をとっていくのが
 よいのではないかと,つたない知識の中で感じています。

  そうしないと金融経済の縮小に結びつかない。

 貨幣の信頼が失われてスーパーインフレになるという懸念もありますが,
 今のデフレのまま,ほうっておくと,貨幣価値のバブルをむかえ
 スーパーインフレになる可能性が高い気がしており,そんな波が大きなケース
 よりは傷が浅いかなと。
 
 「リスク許容に対する責任が規定されていない」
 本当に本質的な指摘ですね。

 利子の上限を規定する。
 低所得者向けの国・日本銀行からの直接低利融資を準備し,
 銀行・金融機関のさや抜きを防ぐ。
 徳政令・(強制的な利子引き下げ命令など)

 は有効なのでしょうか。 

 本来は銀行の統合・倒産などのほうが有効と思いますが。。。

借り入れ・生産・市場規模・現材料の有限性,価値の付与と利子の関係
については,もう少し考えさせてください。

やっぱり地球レベルで見ても日本レベルで見ても
人口増加して資本経済=成長が成立していた時代から
環境とか人口・資源制約などのキャップが生まれてきた社会=安定への
パラダイム変換が必要な気がしています。

社会は安定にむかっているのに,経済は加速する方向の仕組みのままだったら
バブル・破裂ってひどくなる方向ではないでしょうか。

すいません。熱くなって。
いま,一生懸命知りたいと思っているテーマなので。。

是非,今度は直接お話させていただき教えてください。
おっしゃっている意味は僕と同じ方向だと感じているんですが
理解が追いついていません。
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2011/01/22 22:31
数学も分からず算数しかできないのに
のうのうとデカイ顔をしている3流の経済学者と
成長率が異常に高い商品を創り出したい
金融業界の人間が結託し,
幻想の金儲けを助長していたことによって
地道にモノやサービスを生産している大多数の人々が
苦労しないといけないのは間違った世界の姿です.
少なくとも,金融商品の異常な過熱がなければ,
ダメージは実体経済において吸収できる範囲に
収まる可能性が高くなりますので,
財政出動で補うことができます.(税の基本原則にもありますね)


悲しいことに,日本では,経済学部の学生は
数学が少しも分かっていない人が多いです.
私の出身大学の経済学部は論文だけで受験できますし.
経済学部では経済史の研究ばかりしているのかな?
そんなだから,土木工学にある公共経済の先生が
経済学部のトップにスライドしてくるのかもしれませんw
(話が逸れて申し訳ございません…)


「お金」が非常に高い可換性を有していることにより,
分業に伴う効率化を促進することは確かです.
ただ,気を付けないといけないことは,
市場規模は無限ではないという前提を忘れないことです.
常に制約条件が存在ます.
(たとえば原材料や労働力の供給には限界があること等も)

あと,生産することは,さらに価値を付与することです.
ただ,生産するためには原材料等を仕入れる必要があるため,
そのための「お金」がなければ,借りなければなりません.
そこで,生産により付与される価値と貸し手側のリスクの
バランス(利子)が条件を満たせば,
潜在している生産を実現することに繋がります.

ということは,「利子」が高い状態というのは
付与される価値がより高い潜在的な生産が選択されることになり,
速い成長に繋がる可能性が高くなります.
ただ,貸し手側のリスク許容度については私には分かりません...
おそらく,バブルの膨張と崩壊の繰り返しに,
このリスク許容に対する責任が規定されていないことに
起因するのかもしれません.
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2011/01/20 02:06

4)国民(人類?)の振り回され方
 経済学者のいうとおりにしたり影響を受けている国民は少ないのではないかと思います。
 実際に振り回しているのは、世界でいろいろと発生している事件や人の気持ちなどと思います。
 ただ、その影響を大きくし、
 またその根本にあるのは上記の経済=社会の「成長」を強制する仕組み(=利子)ではないかと
 思います。成長加速性によりバブルとその破裂を繰り返す機構になっているのではないかと。

 日本の場合はそれに加えて政治の硬直と思います。

5)自由主義と資本主義
 メリットはいろいろと感じます。これだけ便利な世界にこんな短期間でなったのは
 自由主義で資本主義だからと思います。利子のおかげと思います。

 一方で安定な社会を気づくのに本当に今のままでいいのかな。と思います。
 日本の少子化、世界のCO2問題を考えるとどちらも安定に向かうべきじゃないかと
 思いますが、政治/経済の眼はまだそこまで追いついていないと思います。

 成長と安定とは相反しているということ事態に気づいていない人が多いと思います。

6)金を動かし儲ける
 その通りです。リーマンショック以前は金融経済が実態経済の3倍になっていたと
 いうことです。どこかがおかしいと思います。
 実体経済=モノをつくる経済が金融経済=金を作る経済より大きくあるべきです。
 すなわちモノ>金 となるべきと思います。
  大義名分よりも情をもって産業を育成する気概。必要です。


7)最後に
 土まみれのお仕事ということですが、一番、地球に近い
 お仕事ですね。尊敬します。
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2011/01/20 02:06
本庄さん

まだ考え中です。今のところの思考を。。。

1)たとえ話が金本位制。
  金本位と為替相場の違いをこのたとえ話でいうならば、銀行家が金を貸すときに
  ①自分のもっている金を見せていつでもお金をこれに買えてあげるよ。
 というか
  ②他の村でも同じような商売しているから、信用があるから大丈夫だよ。
 というかが本質かな。と。

 でも本庄さんのおっしゃっているのは
 金本位制に近い状態=新たに金を購入しない限り追加の貨幣供給が難しく金融政策がとりにくい。
 と言う事かと思います。

2)利子による競争性
 やはり基本的には利子による経済圧迫による競争刺激効果があるとおもいます。
 そして本庄さんが書かれている通り、利殖やさや抜きがこれを加速します。

 利子や税金が物納であれば、その効果はそのモノに影響するため、そのモノの価値が
 高くなります。(江戸時代の米のように。。。)

 ただし、この効果は「お金」の自由交換性による分業の促進/生産性の向上とは
 別の話にすべきと思います。

3)経済学者/アナリスト
 経済学者/アナリストの言っている事はあたったことがないと思います。
 また経済学や政治学は全く使える学問ではないと思います。
 実際に予測できない訳ですから。
 もっと実証や本質、人間の営みの複雑性を考慮してほしいと思います。
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2011/01/18 00:54
いえいえ.私の専門分野ではありません.
私は土まみれの仕事なのでw

それにしても,ずっと私にも不思議なことなのです.
「自由主義」で「資本主義」の「経済」ということが...
私は何もメリットを感じていませんw

失敗した共産主義のデメリットを挙げるだけで,
大したこともできない経済学者やアナリストを見ていると,
こういう3流の人間がのさばっていて,さらに
国民(人類?)がそういう人間に振り回されている現状を
なんだか哀しく思えます.

金を動かすだけで儲けているのは,
産業の育成でも効率化でもありません.
ただのゲーム(というか体の良いギャンブル)でしかありません.
そういうくだらない屁理屈の大義名分ではなく,
純粋に情を持って育成する気概が必要だと思います.

おそらく,てらもっちさんも同じ感覚なのでは?
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2011/01/18 00:40
本庄様

 コメントありがとうございます。
 ご指摘の通りで金本位制に近いたとえ話ですね。
 「破産」という表現も過激すぎだったと反省です。

 現在の経済は金本位制ではないので、そうなる前に銀行家=日本銀行
 が追加の通貨を供給、又は交換し、破綻は起きないということでしょうか。

 本庄さんのほうが知識のある分野のようですね。

 元々の村の財も供給されたお金以上の価値があった可能性はあり
 返済が固定資産でできるというのが、このたとえ話では前提に含めていないところです。

 確かにお金が回れば財が蓄積されますが、これは分業の促進
 または時間的な交換性向上による生産性向上という事ですね。

 一方で、現実の社会のベースとなる
 日本銀行との取引=利子=お金であり固定資産が関与しないので、
 競争の発生→お金持ちと貧乏の非対称性。
 その利子の累進性が格差拡大に寄与すると思うのですが。。。
 
 もう少し考えを整理してからもう一度質問させてください。
 ご指摘ありがとうございました。 
 
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2011/01/17 23:19
昔、金なんてなくても生きていける。
と言ったヤツはただのヒモ男でした。
お金ってないと生きていけないけど、お金だけあっても幸せとは限らない。
自分はたまの贅沢を目標に日々質素な生活を送る派。
たまの贅沢ってのが人それぞれ、日々の質素も人それぞれなんだけどね。
お金って人をかえるし、お金が原因で仲互いする家族なんかもイッパイ見てきたから怖いなって思う。
自分はああなりたくないけど、いざとなったらなってしまうのかな?
ホントお金ってなんなんだろう?
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2011/01/17 23:18
すみません.

よく分かりませんが,金本位制度に限りなく近いたとえ話なので,
実は成立しない仮定のような気がします.
(ここでは,ある銀行家の100万円というのが「金」にあたります)

そこでのお金の回転の速さによっては
その村での財が蓄積され(ときにはサービスも),
流通しているお金以上に財が存在します.
それであれば(固定資産も含めた)返済が可能となり,
皆が破産しなくても済んでしまいます.
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2011/01/17 21:48
すあまさん

 コメントありがとう。

 破産された方には、転居/旅行/賃貸の制限というようなデメリットがあるみたいですよ。
 悪用されている人もいるみたいですが。。。
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2011/01/17 21:40
うめさん

 コメントありがとう。
 僕の書き方もよくないんだけど、
 お金と幸せの話を直接は結びつけない方がいいと思いますよ。

 もちろん、今の世の中で幸せに対してお金の影響は
 大きいですけれどね。

 でも、お金だけじゃないのは確かだし違う道はたくさんある。

もう一つ。
 日本の人口1.27億人
 2000万円以上の高額所得者20万人位、破産する人は14万人/年。
 たいていの人はその間で、幸せな又は不幸せな生活を送っている。

 競争がなくては社会は活性化しないし、こんなに豊かな生活は達成できなかった。
 僕も住宅ローンを抱えながら競争社会を一生懸命生きています。

 
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2011/01/17 21:25
あんみつさん

そのとおり!お金があるとできる事が増えるんです。

3万円の木彫りの熊よりは、3万円の現金のほうがいいですよね。
お金があれば好きな事ができるし、好きなものを買えますから。

この3万円+αの価値のうち
αの部分を貨幣の流動性プレミアムっていうらしいんですが、
でもその価値が今の日本の社会では過度に大きく評価されているように思います。
しかもお金は銀行に預けておけば増えていく!

デフレはそういう傾向/人々の気持ちの一面です。

でも僕は「モノ」が「お金」よりも、もっと価値がある社会のほうが好きです。

 最近、「インフレターゲット」という政策でお金の価値を少しづつ落としていこうと
政府の学者がいい始めています。

 これは物価を少しづつ高くしていこうという方向ですが、お金持ちの皆さんは
 もっているお金の価値がすこしづつ下がってくるから、貯金を引き出して使おうとする方向になります。
 物価が高くなる方向だから、国民の抵抗は大きいと思いますけれど、
 ぼくはちょっと期待しています。
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2011/01/17 21:09
ぎむれっとさん

 コメントありがとうございます。

 たしかに一時的な。。というのはポイントですね。

 複利という仕組みは時間がたつと利子が加速度的に増加していく。
 この仕組みが経済に組み込まれているために、貧富の差が増加していくのではないかと
 思います。

 お金持ちは放っておいても、お金を持っているだけで加速度的にお金持ちに
 なっていき、借金も加速度的に増加していく訳ですから。

 そういった意味でグレーゾーン金利の返還を促した平成18年の最高裁判決は画期的だったと思います。
 (でも”20%/年”でもまだ高いと思います。せめて”249%/5年”と表記してほしいと思います。)
 マスコミはサラ金業者の倒産ばかりを報道していますが、給付金なんかよりは
 よっぽど社会不安をなくした出来事ではなかったかと。

 給料の高い人をたたく風潮は僕も好きではありません。

 給料の低い人に経済的自立を促すためには、
 収入増やすか支出を減らすしかないわけですが、支援策よりは
 社会の無駄をなくすほうが効率的と思っています。

 その無駄の中に過度の利子があると思うんです。利子が高すぎて
 倒産してしまえば生産性と資産の両方が消えていきますから。

 あ、僕はお金持ちの人とか贅沢品というのはあったほうが
 世の中面白い派です。
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2011/01/17 20:54
改めて考えたことなかったなー・゚。゚・)

ただ、最近は破産者が多いような気がする
救済なのだろうけど、
あまりペナルティかないのは納得いかないなー、思ったり
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2011/01/17 02:03
一般教養のない私でもとてもわかりやすい話でした。
お金ってそんな仕組みになってたんですね><

みんなは幸せになれないんですね;_;
きっと私は幸せになれない方かな(^^;
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2011/01/17 01:05
今日のブログのテーマはお金ですね(`・ω・´)きりり

うーんと。。
ううんと。。

うまく言えないですが、
お金ってトラブルの元だけれど、、
お金があることで可能性って広がりますよね・・・。いや~~ん(*」´ェ`;)」頭悪さ全開~~~><。
アバター
2011/01/17 00:49
本当に切羽詰っているときにお金を借りると、たぶんアウトですよね。
むしろ一時的なキャッシュフローを増やすことを目的としての借金なら、
貸借両方においてWin-Winの関係が築けるんですけど・・・。

今は、給料の高い人たちを叩く風潮ってあるじゃないですか。
でも本当はそうではなく、給料の低い人達がいかに金銭的に自立できるかを
政治が考えてくれないと困る時代なんですけどね・・・。

「ボタンの掛け違い」は、そこにあるんじゃないかと自分は思っています。



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