PAの時代
- カテゴリ:音楽
- 2011/05/05 19:28:50
まったく素人レベルではあるが、私はちょこっと音楽をやっている関係で、PA(音響調整機器)をいじる機会がある。
「昔は歌手の時代だった。しかし、今はPAの時代だ」と、音楽仲間の大将が言っていたことが、今日、なんとなく理解できた。
松田聖子のP・R・E・S・E・N・T
という曲は、1982年に発表されたが
当時の録音
http://www.youtube.com/watch?v=UUaOJ_ue-KU
と
2007年の録音(ライブ)
http://www.youtube.com/watch?v=j48sqZo3nI4&feature=related
を聞き比べると、ひとつの事実に行き当たる。
これはあくまでPA素人の私論に過ぎないが・・・。
~デジタル時代のPAは、アナログの天敵ノイズと闘う必要がない分、遥かに有利に自分の感性に則った音が造れるのではないだろうか~
もちろん、you-tubeの音源はAD(アナログーデジタル)変換済みである。しかし、1982年盤の音を聞くと、そこはかとない柔らかさ、人間っぽさが感じられるのである。もっと平たく言えば。
「う~ん。松田聖子。歌、うまいじゃん」、という感じ。
2007年の音源はライヴなので単純比較はできないが、「松田聖子伝説を継承止揚せしめんとするPAの明らかな意志」のごときものを感じるのである。
ゆえに、逆説的なヒロインとしてのスーザン・ボイルが登場したという事実も、「音楽はPAの創造物ではなく、あくまで音楽家のものである」という根源的な欲求によるものかもしれない。
つまり。生音がいちばん。
かもね^^
いろんな言葉も覚えることができました(^^)
まれに思うのが・・歌手の人がテレビで生放送とか・・コンサート・・
あれっ?CDのほうがうまいじゃん!wwて感じで合成されたものの方が・・良いような?
カメラもフィルム写真とデジタルとでは、違うらしいし!^^;