世俗か聖職か~追悼・小坂忠師~
- カテゴリ:音楽
- 2022/05/01 21:17:05
~理解困難なブログをニコタで書いたりする罪をお許しください~
前提1:オレの仕事の親方は、プロテスタントの聖職者である牧師の肩書も持っている。
前提2:細野晴臣氏、松本隆氏、松任谷正隆氏たちと日本のロックを立ち上げた小坂忠氏。4月29日、逝去。小坂氏はプロテスタント教(キリスト教の一派)に帰依し、牧師の肩書も持って活動していた。
今朝の、親方とオレの会話。
オ:「小坂忠先生(信者は牧師の事を先生と呼ぶ)がお亡くなりになられました」
親:「いくつだ?」
オ:「73歳です」
親:「ほう。俺よりも4つ下か。世間の反応はどうだ?」
オ:「小坂先生がまだ世俗の音楽をやっていた頃の話題が6割。牧師としての話題が4割、という感じですかね。ツイッター等では」
オレがかなり驚いたのは、親方の次の発言だった。
親:「彼(小坂氏)の世俗の音楽への評価は非常に高い。むしろ彼は、世俗のまま、音楽活動を継続すべきではなかったか?彼の作ったクリスチャン音楽レーベルは、日本の世の中を変えるまでには至らなかっただろ?初代はクリスチャンだった森永製菓も山﨑パンも、日本の社会に食い込んで変革したぞ」
オ:「小坂先生は、ここ10年は、世俗のテレビ等に出てましたが・・・」
次の発言で、オレは更に驚いた。
親:「最重要課題は、キリスト教の信者をいかに増やすか、何てことにはない。いかにこの日本の社会を良い方に変革するか、だ」
オレの親方は、いわゆる社会派のクリスチャンではない。信者獲得に最も貪欲であるはずの、聖霊派のはずなのに・・・
最後に親方は、ニコリともせずに言った。
親:「山谷ブルースの岡林信康は、牧師になるために同志社大学に行って躓き、世俗のミュージシャンになって日本を変えた。むしろそちらを鑑とすべきではないかな」
オレも、半分はそう思う。
しかし、老齢化が進み、このまま行くと一般の日本人よりも早く完全に衰退してしまうであろうプロテスタント界を、何とか変革する気はないんですか、親方?
実は、親方にもオレにも、秘策はある。
今は天国の小坂忠先生、どうか見ててください。
オレたちは、やりますから!
*各方面からの御批判、甘んじてお受けいたします*
実家は真言宗ですけど。
是非とも。
この日本の社会を良い方に変革してください。
どういった種類の親方さんなのかしら?
牧師さんの肩書なんて珍しいかも。
プロテスタントは衰退してしまうのですか?
私の高校はそのプロテスタントです^^
カトリックとは基本的に違いましたが
私はクリスチャンではない為、深くは理解できませんでした^^;