覚悟とは・・・
- カテゴリ:人生
- 2012/11/17 15:48:48
外国人と友人になるページで知り合ったフェイスブックの友人K(ナイジェリア人)のページに、「4メートルしか離れていない距離に爆弾が落ちた、怪我はなかった」、というトピが上がっていた。ナイジェリアと言えば、世界有数のテロ地帯で、大統領自ら、国連とオバマに、事態収拾依頼をした程だ。オレは仕事中、CBN(アメリカのTV)のネット版を流しているが、ナイジェリアの幼児から小学生ぐらいの子どもたちの虐殺死体が並んでいる映像を見てさすがにビビった。オレは早速Kに、「大丈夫なのか?」メッセージを送った。
1時間後、Kから返信があり、「俺たちの国の窮状に関心を持ってくれてありがたい。みんな、覚悟はできてるからな」それは、つい、2週間前のことだ。
これは、比較の問題ではない。
ナイジェリア人にとっては、覚悟とは、今日殺されても精一杯生きる、ということを意味するのだろう。Kは、もしかしたら明日は天国かもしれない。
しかし、Kは、ネットがなければ決して知り合うことのなかった日本人オヤジに、「覚悟」ということばの重みを知らしめた。オレはKに、何もしてやれない、わけではない。オレはKと連帯する。魂で連帯する。そして、どっちが先に天国に還るかは分からないが、とにかく生き抜くのだ。
オレは今しがた、Kにメッセージを送った。
「ひとりでも多くの日本人に、ナイジェリアの事情を伝える」
どうか、Kが、自爆テロの犠牲になりませんように☆
それでも何処かで羨望を向ける自分が居る。
その「覚悟」を必要とする日常に。
本当は…平穏な日々を羨ましがらなきゃいけないんだろうけどね。
Kさんが真っ当に天寿を成就する事を、私も願います。
「職業は武装解除」とういう本を読んで、ソマリアや南スーダンのことが書かれていました。
何も知らなかった自分をとても恥ずかしく思いました。
少年兵の問題など心がとても痛くなります。
申し訳ないですがナイジェリアのことは何も知りません。
もしそれでもよければ・・・・・
天の父なる神様
ナイジェリアで厳しい状況におかれている兄弟の命をお守りください。
その命を、あなたのみこころにかなった正しいことのために用いてください。
どんなに苦しい場に置かれても、主の守りを信じて
死に至るまで神に忠実であることができますようにしてください。
ナイジェリアに希望と平安が与えられますように。
アーメン
祖国が戦場というのは、どんなお気持ちなんでしょうね><
誰も恨んでいないようなKさんの言動が、Kさんの穏やかな心情を現しているのかな。。。
それにしても、国民の命をないがしろにする国は、わが日本も含めて
もう永いことがないように思えます。
でも、Kさんのように現実を見据える覚悟が、まだ未来の希望は残されているようにも思えるのです。