ダーさんのひとりごと
- カテゴリ:イベント
- 2013/03/07 18:53:37
ニコッと山の、こはる温泉といやあ、そりぁ、なかなかいい湯さ。
山の田んぼのポンプだったオレは、一日の仕事が終わると、こはる温泉に出かけちゃあ、冷え切った体を温めていたもんだ。それだけじゃねえ、心もさ。
さるの一家の夫婦は、そりゃあ人情に厚くてな、ひとりもんのオレに、メシ食ってけだの、新しい手ぬぐいやるよだの、世話になりっぱなしだった。
あの頃オレは、都会の水道で使ってもらえないことに腐ってて、さる夫婦に愚痴をいっぱいこぼした。まだ、コハルちゃんが生まれる前さ。
「ダーさん、自分で自分をダメにしちゃいかんよ。みんなお互い様なんだから、助け合わんと。できることはやっちゃるから」
うれしかったなあ・・・。
時が流れ、タウンなんつうけっこうなもんができて、中央イベント広場に限定温泉掘るって話を聞いた。
手伝ってやりたかったが、オレのスペックでは話にならん。
ようやく掘り当てたらしいが、効率よく湯を出すポンプがないと聞いた。
『ここは行くしかないのう・・・』
オレは腹をくくって、馴染みの修理屋に出向いた。
「オヤジ。オレを温泉ポンプに改造してくれや」
「ダーさん・・・。それは無理じゃ」
「できんのか?」
「アホ言い。わしの腕でできんことなどない。だが、お前さんの体が・・・」
「後はどうなっても構わん。温泉に湯を満たさにゃあ、さるの一家が・・・」
「そこまで言うんなら、やってやろう。ただし、四月にお前さんがどうなっているか、保証はできんぞ」
オレは、生まれ変わった。
そして、やけに人がいっぱいおる場所に出てきた。
これが最後の仕事になるかもしれない。
いや、オレは道具だから、人の力を借りんと、湯を満たすことはできん。
みんな、頼む。
~改造ポンプ、アヒルのダーさんより~
ダーさんの生き様は、それでも関わった皆の心に必ず残りますよ。
お初にコメントさせていただきました❤ はじめまして^^です
(実は 意味不明のダーサンポンプネタで今日のブログを書こうと思っていたのですがww
これで すっきり安心して眠れます^^ (=^・^=) <m(__)m> )
しかし・・・ 実は 私あのポンプを見て おばあちゃんちの井戸のポンプを思い出したんですww
水道ではなく 井戸。 今も現役 故障知らずの頑健な^^
↑ 水道が来てからも併用しているのですw
…と、切実に私ゃ願ってしもた。と化け猫はたわいの無い声を発し、がははと笑い返した。
のぁ~んて、ね^^;
この文章読んだら、
がんばって毎日ダーさんポンプ押しまくる!!!
あとはまかせとけっ!
ひとりひとりの力は微々たるものでも、
みんなで力を合わせればなんとかなるよっ^^
・・・あ、何かのスイッチが入っちゃったw
こはるちゃんが熱いまなざしをダーさんに送っているような気がしますww
温泉コーデの予想、当たりましたね!!
私もさっそく楽しんでますヽ(´∀`)ノ