続・禁断の恋・やっぱり君が好き
- カテゴリ:30代以上
- 2013/06/07 08:26:31
(前回、前々回の続き)
内田民法ちゃん。
*『民法・Ⅰ~Ⅳ・内田貴著・東京大学出版会』
やっぱり、君が好きだ。
オレは悟った。
君は、綾倉聡子のような存在だ。
非の打ち所が無い程、気品に満ち溢れていて美しく気高く、でも、いったん受けた恋はいのちで返す。
*綾倉聡子~三島由紀夫著、豊饒の海第一部、『春の雪』ヒロイン。大正時代、宮家との婚約が決まったのに、恋に命をかける幼なじみ、松枝清顕の求愛に応じて恋に堕ちる
『聡子は僕のものだ』
高貴であることが命懸けであった時代の貴族となり、破滅しかない未来に雪崩落ちていった、ふたり。
恋に憑かれ、その後の連続する刹那は、血を流し苦しみ悶えるしかない、仕合わせ。
これは、運命なのだ。
『内田民法はオレのものだ』
恋は止められない。
君が本棚にいない生活なんか、考えられない。
オレは決めた。
今日の昼休みに、ジュンク堂書店に行って、君を手に入れる。
オレは君が欲しいんだ。
図書館の借り本とか、ヤフオクで落とす古本じゃ許されない。
まだ誰の認識眼にも侵されていない、まっさらの君。3冊以上積んであるから、いちばん下ののを選べば、誰も立ち読みしてないはず。
そう、きっと、もう二度とない。
本を読むことが、恋、リアルな恋以上のときめきと存在の危うさに己を誘引するに至る経験に直結するなど。
内田民法ちゃん。
オレはジジイの年齢になっても、こう宣言できる。
『恋というものは、時間と空間をくぐり抜ける魔術である(『春の雪』)』
君といっしょなら、何も怖くない。
君の装丁、君の教科書風分かりやすさの影に隠された凛とした毒、めくるめく法解釈のラビリンス・・・
君の何もかもが、好きだ。
オレは、自由時間の半分を、君とのデエトの時間にする。
毎日、逢えるね。
もう離さないよ、ずっといっしょだよ・・・
*対象が法律書だからいいものの、ひとつ間違えばヤバスですなwww
*完全変態オヤジですなwww
*内田先生ゴメンナサイwww
(私は差し詰め、漢和辞典と図鑑全般♪でしょうか^^;)
内田先生が見たらぶっ飛ぶかもしれません((( ;゚Д゚)))
私、ジュンク堂が街から消えないようにアマゾンでなくジュンク堂で買うことを心がけてます^^;