追悼三首
- カテゴリ:30代以上
- 2013/06/17 08:52:04
私が事業に失敗して無一文だった頃(約10年前)、短歌の先生と息子さんご夫妻が、とてもとても親切にしてくださいました。
励ましのことば、お手紙、お米、野菜、お菓子、バナナ等、たくさんたくさん頂きました。
短歌の先生は、3年前に天国に還られました。
そして。
昨日、息子さん(私のアニキ、Yさん)の奥様が、病との激闘の末、55歳で召されました。
私の困窮当時、食物をいただく事は黙認されていましたが、金銭譲受は禁止だったにもかかわらず、アニキと奥様は。
「親方には内緒でな」、とおっしゃって、たびたび、夏目さんや新渡戸さんを握らせてくださいました。
奥様のご危篤をお聞き及びお祈りしていましたが、昨日午後4時、会議終了と同時に、私の本の背表紙が切れました。
『あ・・・。逝かれたのだな』
直後、いっしょに出席していた大将が親方からメールを受信。
奥様は、ご逝去なさりました。
この度、私は、短歌の先生の孫弟子(つまり、かつての私の弟子)に対して私が及んだ不誠実ゆえに封印していた短歌を、奥様のためにお詠み申し上げたく存じます。
追悼
先生の義娘にしてアニキの妻、Hさまに捧ぐ
紫陽花の如き君なり御国にて共に語らんしばしの別れ
千円の鶴のめをとを握りしめ泣きし我なり奥様の恩
凛として生きし会津のたをやめは今ぞ天なる河で休らふ
羊二
*千円の鶴のめをと~千円札の裏の二羽の鶴の絵
*たをやめ~優美な女性のこと
奥様、待っててくださいね。オレも生き切ったら、行きますから。そしたら先生と三人で、歌会をしましょうね。
虫の知らせってあるんですね
しばしのお別れですね
いっぱいいい歌つくっておかないとね^^
どれほどの感謝の想いが この歌の中に込められているのかと。
人の「縁」を感じます。あの人・・あの方・・あの人も ・・・たくさんの人のあたたかな気持ちが
今の自分を生かして支えてくれてきた・・だからここに今いる(ことができる)。
青ちゃんみたいに綺麗な歌は詠めないけど・・神さまが生かしてくれる分だけ・・いきたら
あの世で会いたい人がわたしにもたくさんいます。
55歳の命を がんばって生き 最後まで病気と闘った 強く・優しい奥さまのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
合掌
岩ちゃんの恩人さん達はすごくいい人たちだって事がよくわかる。
ご冥福をお祈り致します。
今は気持ちも楽に、新しい景色に唄を書き綴っていらっしゃることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。
すてきな詩がたくさん作れるでしょう^^