日本時間で今日未明、ウインドウズの新OS、windows１０の発表がなされた。
　マイクロソフトの宣伝you-tubeは、非常に分かりやすい。

http://gigazine.net/news/20141001-windows10-movie-matome/

　デスクトップ版とタブレット版に分けるみたいだが、デスクトップ版は、スタートボタンを復活させたり、マウスでかなり使いやすくなっているようだ。あと、スナップ機構が発達しており、複数のアプリを同一デスクトップに並べて同時作業。たとえば、サークルルームでニコ友を待ちながら、青空文庫でタダ本を読み、無料麻雀ゲームも対戦、同時にエクセルを開いてデータチェック、などどいうこともできるが、人間の頭が追い付かないかもしれない。
　ウインドウズ１０、なかなか魅力的ではある。が、敢えてウインドウズ９を飛ばして１０としたのは、マイクロソフトの過去の失敗を封印しようとする意志が感じられてならない。
　２年前の１２月。発売当初のウインドウズ８ノートを購入した時、FBの友人が、「おまえはアホか？そんなもの買うならマックにしろ」と、けっこうムカつく伝言をしてきたのを覚えている。オレはタッチパネルの液晶機を買ったので、そんなに不満はなかったが。
　８は発売当初から大不評。新しいデスクトップやノートを買う人の多くは、８でなく７機を買うという事態が起こった。
　そこで去年、ウインドウズ８．１発売、というわけになったのだが。
　８．１の発売は、８ユーザーにとって、非常に過大な負担を強いることになったのである。
　オレは８のノートPCにソフトをあまり（というかほとんど）入れていないので、８では対応するが８．１では対応しないソフトで、８にグレードダウンした経験はない。
　しかし。オレは声を大にして言いたい。
　ウインドウズ８の時代に購入して、今、８．１を使っているみなさん！
　PCをリカバリ（リセット）すると、ウインドウズ８に戻ってしまいますｗｗ
　なので、リカバリでいったん８に戻したOSを、現段階ではアプリストアで８．１を無料購入し、アップグレードしてやらなければならないのだ。
　オレはPCの調子が悪くなるとリカバリをかけてしまう人（クラウド多用）で、ウインドウズ７のデスクトップPCも、１年に一度ぐらいはリカバリしている。所要時間は４０分ぐらいである。
　しかし、＜ウインドウズ８のリカバリは、そんなに簡単に終わらない＞
　８→８．１にグレードアップするには、８時代の更新プログラムをすべてインストールしてPCを最新の状態にしなければならないが、リカバリとは、PCの状態を工場出荷時に戻すことだから、オレが先週リカバリした時には１２１個（１．６GB)あった。これが、一気にインストールできないのである！何も知らないオレは、一気にやってしまうとして、約４０分後、「ウインドウズの構成に失敗しました。PCを元に戻しています」という表示がｗｗｗ
がガーン！買ってたったの２年で壊れたかｗｗしかも、ディスクをHDD→SSDに換装しているので、おそらくヨドバシ５年保証は効かない。オレは、対処法を、デスクトップPCで調べまくった。同じトラブルの人が多いのだろう、４つ見つかったが、上級者向きの解決法ばかりである。必死の思いで検索。素人のオレでもできるサイトが見つかった。ダイナブックのサポートだった。東芝さん、ありがとう。
　解決法は簡単。「更新プログラムを一気にたくさんインストールしようとすると、容量不足でできません。小分けにしてください」というもの。ウインドウズが元に戻るまで５２分かかって、いったんシャットダウン。３時間後から、１２１個の更新プログラムを１１回に分けてインストール。成功。マジでホッとしたぜ。その後、ウインドウズ８を８．１にアップするのに約１時間１５分。オフィスもいれるまで、７～８時間かかったｗｗｗ
＊ダイナブックのサポートは、８．１用のものです。つまり、８．１のPCを買った人も、リカバリの時は、更新プログラムを小分けにして入れないと、構成に失敗する場合があるもようです。
　＜ウインドウズ８から８．１のアップ期限は２０１６．１．１２である＞
　つまり、２０１６．１．１３以降にウインドウズ８のまま使っていると、マイクロソフトのサポートが一切受けられなくなる。スペックは違うが、今のXPと同じ状態になってしまうのだ。だったら８．１にしときゃあいいじゃん、って？
　そうじゃなくて、２０１６・１・１３以降に、もともと８で購入した８．１PCをリカバリしたら、８に戻ってしまうんですよｗｗｗ
　これに関しては、オレはサポートセンターに問い合わせた。未来不安症と呼ぶならお呼び！オレとPCリカバリは、それだけ縁が深いのだ。マイクロソフトサポセンも忙しい、無料でOSの相談に乗ってくれない。電話案内で、メーカーに問い合わせてくださいと。しかし、オレのPCはアジアンメード。メーカーサポセンの係の当たり外れが激しい。外れをひくと、とんでもない目に合うｗｗそこで、有料を承知してMSサポセンに突入。
　MSサポセンの回答は、「その件に関しては、対処を施しますのでご安心下さい」とのことであった。（電話サポなので無料でした）
 念のため、メーカーのサポセンに問い合わせましたところ、「現時点ではフルバックアップで８．１のイメージをUSBかDVDにコピーするしかないですね」とのこと。しかし、オレは、８．１のフルバックアップにDVDで失敗しているんだよ（泣）（携帯なので有料通話でしたｗｗ）
＊現在の解決策→2016/1/13以降にPCに大きなトラブルが起きたら
　イ）PCが起動する場合→USBの８．１フルバックアップで元に戻す（未作成）
　ロ）起動しない場合→８の回復ドライブ（作成済）→８．１のフルバックアップで元に戻す
＊おれは今回のトラブルでひとつの教訓を学んだ。PCに限らず、どんな未来予想的困難であっても、バカにせず諦めず、追いかけていけば、解決策は見いだせる。キレたらあかんで、ということ。

　他にもトラブルはあるだろう。しかし、XP、７、８，８．１と使ってきて（初心者ですな）、これほどオレに負担をかけたOSは初めてである。
　まさに悲劇のOS。マイクロソフトは、歴史の闇に葬り去りたいのではなかろうか・・・
　って、あと５年は使いたいんですけどおｗｗｗ
　オレのニコタブログ史上、おそらく最長、最後までお読みいただきありがとうございました。
＊追記～ブログを書いた後、いろいろ検索。ベクターからフリーソフトEaseUS Todo Backup Free 7.0をダウンロードし、８．１システムのフルバックアップに成功。これで、起動する限りリカバリとサヨナラできます。
求めよ、さらば、与えられん。