モモノスケという名前から・・・
- カテゴリ:映画
- 2012/03/24 14:56:12
モモゾーさんの末弟、モモノスケという名前を聞いて、私はすぐに、吉行エイスケと淳之介親子のことを連想した。
ふたりのエピソードは、NHK連続テレビ小説『あぐり』で放映されたが、エイスケさんも淳之介さんも、超絶した遊び人であったらしい。
私はほんの手すさびで創作をするけれど、小説を書く人間の間に、こんな格言が存在する。
「こいつには、どうあがいても絶対にかなわないと降参した作家が出現したら、創作の辞め時である」
吉行淳之介が、まさにその人だった。
細部まで書き込んでいるのに人間存在の危うさまで披瀝する技量。圧倒的かつ撫でるようなエロ。彼しか使いこなせない語彙。
この世にこんなスゲエ作家が存在した以上、私の出番などないはずなのに、私はそれでもなお、一縷の望みに縋っていた。
× × ×
GEOでDVDが50円なので、友人が強く薦めていた『ALWAYSー3丁目の夕日』と続編を借りて観た(だって2本100円だもん)。
いたいた。
私のような人間が。
映画なので詳しくは書かないが、芥川賞を狙って取れず、落ちぶれた生活を送る男の元に、類まれな文才を持った不幸な境遇の少年が転がり込んでくる。
その少年が、淳之介という名前なのである。
映画の淳之介君は、いわゆる本妻の子ではない。これは、現代日本社会にとっては特殊な事例であろう。しかし、少なくとも私の周囲には珍しくなかった。私の育った街は、電鉄が全国から職人を募集して作らせた、いわゆる親方総取りのような場所で、高度成長期ともなれば成金が続出し、妾を持つのは当たり前だったのである。むしろ、私の父親が、母を大事に思って一夫一妻で通したことを私は尊敬する。
件の映画の淳之介君、最新作の1964年版では、文学か出世が迷う青年に成長しているらしいが・・・。
くだらない男からのアドバイスだ、聞いてくれ。
きみの義理のお父さん、茶川竜之介のように、ひとりの女性を幸せにしようと真剣に考えるなら。
遊びは芸の肥やし、などどいう生き方はやめたまえ。
人間は、人間を助けることはできない。
しかし、愛する人を幸せにすることはできる。当然、家族という単位なら、一単位に決まっている。
~家庭の幸福は諸悪の本(もと)~
と書いて、情人と共に、玉川上水の藻屑と消えた作家のような人生を送りたいのなら、別だがね。
テーマ曲のバイオリン演奏がとても好きだったからです^^
楽譜も持っています^^
もう内容は忘れてしまたけれど、面白く読んだことは覚えています。
吉行淳之助さんの作品は読んでないの(汗)
太宰君は反面教師かなw
文章の雰囲気にすごく惹かれるものはある。
私、そういう人にだまされるタイプかも~~ww
芸術家には頭のネジがちょっと狂った人がいるのは古今東西を問わず・・・。
私は頭のネジは狂っているけど、芸術の才能がないので残念ですww
本用に ×10倍位に中身増量して欲しいです♪
あな、いとしや
あな、たのしや
文章が難しい
理解できないのは私がアホだから?^^;