大河ドラマ青田買い
- カテゴリ：テレビ
- 2015/04/24 17:40:49
NHK大河、22-25-27-27。
これらの記号の意味を、一発で読み取れる人がいたら、相当の大河通である。
答えは。
ここ最近10年の、主人公が女性であった大河ドラマの、主演女優の番組開始時年齢である。
22歳 宮崎あおい （篤姫）
25歳 上野樹里 （江ー女たちの戦国）
27歳 綾瀬はるか （八重の桜）
27歳 井上真央 （花燃ゆ）
22歳の宮崎だけが突出して若い。しかも、この４本の中で視聴率的にヒットだったのは、『篤姫』だけである。
一方、今年の大河、『花燃ゆ』は、低視聴率ばかりが叩かれているが、内容は相当感動的らしい。らしいというのは、オレの家にはTVがなくて観られないからである。
NHKの関心は、もはや、大ヒット間違いなしの来年の大河、『真田丸』に行っているとの情報もあるが、真田幸村演ずる予定の堺雅人は、『篤姫』で宮崎あおいの夫役であったことを考えると、大河に課せられている最大の命題が高視聴率であることは、ほぼ間違いないであろう。
大河、高視聴率の条件。戦闘シーン多発。大河歴代視聴率トップテンのうち6作が、戦国時代を舞台にしたものである。『真田丸』は、まさにこの路線を行くのであろう。まあ、大坂の陣は、江戸時代だけどね。
しかし。
戦闘シーンで勝負しなくても、高視聴率を上げた大河はいくつかある。
『龍馬伝』～福山ファンならずとも、感動した人は多いはず。
『篤姫』～やっぱ宮崎＆堺の演技はすごかった。
ちなみに。
若い皆さんはご存じなかろうが、実は、現代物の大河は、今までに2本製作されている。
『山河燃ゆ（1984)』と、『いのち（1986)』である。前者は日系人と太平洋戦争をテーマにして、あの世界のミフネ御大まで出演させたのに大コケしたが、後者は大ヒットを飛ばした。
実は、『いのち』は、あのV界の大御所、橋田壽賀子さまプロディユースだったのである。もちろん、泉ピン子さまも、赤木春恵さまも、菅井きんさまもご出演なさっている。
このあたりで、勘の鋭い読者のみなさまならお気づきであろう。
1980年代。橋田壽賀子大御所の朝ドラ『おしん』－大河『いのち』、大ヒット。
ときたら、2014年『あまちゃん』を大ヒットさせた工藤官九郎に、2017年の大河を作らせるしかない！
しかも、戦闘シーンのあまりないやつ。
クドカンが作るんだから、おそらく題材は何でもいいと思うけど。
オレ的には、『出雲の阿国（いずものおくにー戦国終わりの時代に歌舞伎踊りを創作した女性舞踏家）』で、かぶいてかぶいてかぶきまくる大河を作ってほしいね。
問題は、阿国を誰に演じさせるか？
能年玲奈かな？危なっかしい感じは合ってるかな。2017の番組開始時に23歳だしね。
2017年1月に23歳といえば、今、飛ぶ鳥を落とす勢いの有村架純がいるじゃん。でも彼女は、ちょっとまとも過ぎるかな。
うーん・・・なかなかいないねえ。
大河の主演女優は、まさかポット出というわけにはいかないだろうし。
いたいた。今の朝の連ドラ、『まれ』の主演、土屋大鳳（たお）。この人の演技は見てないから分かんないけど、2017年ドラマ開始時には21歳。最年少記録更新というメリットもある。
まあ、クドカンなら、ドカンとやってくれるでしょう。
今は撮り貯めた「軍師官兵衛」を少しずつ見ています＾＾
視聴率は関係なく、大河の話そのものは本当は好きなんですけどね＾＾；
(単に嫁ぎ先で観る機会が、現在は…というだけなのだったw)
工藤官九郎氏の『出雲の阿国』 やるんだったらぜひ見てみたい￣▽￣♪です
『出雲の阿国』題材のもの…って、舞台は多そうに思うのですけどw
TVではあんまりやっている感が無いんですよね。。。N○Kのヒ○トリアなんかでぐらい？
意外にドラマ化は難しいんでしょうか？