親心を持って観たらそれで終わりじゃないのか??
- カテゴリ:お笑い
- 2017/12/14 19:49:36
まさかコメントが付くとは思わなかった前回ブログに2コメ。心より感謝申し上げます(お返しコメはしない主義なので悪しからず)
今、オレが安定感があると思っているお笑い芸人は、和牛。
ゴメン、でも、向かって左の人、オレはどうしても苦手なんです。
あくまでもyou-tube視聴レベルだけど、おもろいなあと思っているのは、相席スタート(男女コンビ)、尼公インター(女子2人コンビ)。
ただ、尼公の方は、バラエティのひな壇で超失言もあってか、最近出番が減ったように思える。
相席スタートに関しては、興味のある方は、前回ブログを読んでください。
何で、もうずっと書かなかったブログを2日連続も書くのか?それは、再度の2コメを期待してからなんですが・・・
どうしても、男女コンビのゆにばーす、について論じなければならなくなったようですね。
ゆにばーす、堂々の2017のM1決勝進出。
前ブログコメでEさんが書かれていたように、審査員博多大吉は、「トップバッターでノミースなので92点」を付けたゆにばーす。
オレも生中継を見ながら思いました。
「それって、親心出過ぎとちゃう?」
そんなには、おもろないやろ。
でも・・・
今日、ゆにばーすのネタ、地方閉業(M1決勝ネタの改良前ネタ)
https://www.youtube.com/watch?v=EoIXEkUQCjA
を20回見て、オレの考えは少し変わりました。
「ゆにばーすは、ボケとツッコミの王道を行く、いわば漫才の基本から積み上げたネタの披露だ、と」
そう考えると、出てきますよ、出てきますよ、親心というやつが。次はもっと、次はもっとシャッターチャンスにベストポッジションでいて、って。
隙がないんですよね、ゆにばーす。
オレに言わせれば、笑いどころも、つまんない所も決まってる。
もしも。
漫才という芸のジャンルが、狂言に近いものだとすれば。
ツレ(ツッコミ)とシテ(ボケ)の完成度で、良しあしが決まるわけです。
でも、そんなの、マジでつまんない。オレから言わせれば。
あくまでもオレ論になりますが、ボケとツッコミの伝統話術としての漫才で、芸を極めたのは、横山やすし・西川きよし師匠までです。
しかも、やすし師匠は、TV放送枠を超えてアドリブ(ボケ)を長く取るという、いわば、ジャズに於けるマイルス・デイビズのモード奏法のような離れ業をやってのけての上でした。
何かまどろっこしいですよね。
結論はこうです。
漫才正統派としての。
和牛がなぜ3年も連続してM1グランプリを取れないか?
ゆにばーすが逆に暖かく見守られているのか?
オレの結論は、もう勘の良い方ならお気づきのように。
漫才はもう、終わっている
からです。
それは、オレの弁を待つまでもありません。
アドリブで男女の情けを極めた、相席スタートが。
「もう止めた!みなさん、お世話になりました」
で、舞台から去れば、きれいに証明でしょう。
M1で笑い転げたのは数年前の敗者復活戦で勝ち上がってきたオードリー以来無いです…
M1を見るたびにプチお笑い評論家になってしまう
漫才とは何かを語らせてくれるいい番組ですね(^^)