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大圓朝

 三遊亭圓朝、江戸時代の人で落語の元祖とも言える名人です。滑稽話ではなく、人情物、怪談物の大家。

 今残ってる怪談ものはほとんどが圓朝の作です。 四谷怪談、牡丹灯籠、真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)、もう半分、乳房榎、その他。
 
 その中で『鰍沢』と言うのが有ります。彼が甲州に巡業して...

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胴斬り~その2・・必ず1から見てね!

「そうか、それではこれから掘り出し物を致すかな! 小僧、その刀の縄を解けよ!どうも腰の物が縄を受けてるというのは、・・縄つきはいかん一本一本身共に見せろ!・・・え~これか! う~~ん!、無反りの剛刀だな。 これは斬れそうだ、が錆びがちと気に入らんぞ! 赤く錆びておる。 赤錆(あかさび)の刀はいかんと...

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胴斬り~林家正蔵、首提灯の序 その1

お侍といえども度胸の座りましたな、物に動じない、なんて方ばかりはない。 中には臆病な方が、よんどころ無く親の後を継いで旗本になった、大名になった、なんて方もございます。 

 こりゃあ本所のさるお旗本の殿様!石高も相当にお取りあそばして、広大な屋敷にいらっしゃる。 ところが肝っ玉が小さいから夜、...

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林家彦六さん、紹介

  明治二八年五月一六日生まれ、大変律儀な方で、楽屋に通うのも電車の定期券を利用していたんですが、休みの日に電車を利用するときは定期券を使わずに、ちゃんと現金で払って乗っていたという人、また自分の死後も社会に貢献したいという事で、献体(臓器提供や検死解剖など)を申し込んで、・・ですから正蔵さんの御墓...

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猫の災難:金馬随談

今日は3代目金馬さんの楽屋話です。落語ではないのですがかなり笑えるもので、その頃の金馬ファンはこの随談が聞きたくて通っていたとのこと。

 旅の楽屋じゃあ御難旅が多くて、そのために死んだ芸人がずいぶんあります。 だから旅の楽屋ゆきますってぇと、たいがい落書きがしてある。 「日の丸に日食なし、落書...

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