ことば
- カテゴリ：30代以上
- 2011/06/25 20:10:17
僕の中で「言葉」は特別なものだ。
頭の中の「思考」はもやもやっとした場合と
言葉で考えている場合とが両方ある。
でも、「思考」を明確に具体化できるのは、
やっぱり「言葉」になった瞬間だ。
だから他者とのコミュニケーションのツールとしての
「言葉」の大切さも感じるのだけれど、
自分自身の思考が明確になる瞬間としても
「言葉」を大切にしている。
思考プロセスの中で「考え」が言語化されるときには
その時の「考え」が記憶の中の「語彙」や「言語」「文脈」を、
引っ張りだしてくる。
でも、その「引っ張りだし」の結びつきは
幼少時代や義務教育時代の「日本語」の
教育経験だけではなくて
記憶の中にある僕の経験した
「風景」や「音楽」「本」「会話」の経験
から引っ張りだされてくる場合がほとんどだ。
だから他者や自分の環境の存在なしに僕の言葉はない。
「言葉」の受け手側も同様だろう。受け手側の人生が
「言葉」の受け止め方や感情や思考への影響の仕方を
左右する。
もうひとつ。
「日本語」という体系や語彙自体が
過去や現在の日本人の経験知の集積だ。
先人達の人生・思考・経験や社会のありかたが
反映されてきたものだ。
そして
思考と言語化がいったりきたりして、
最終的な「言葉」が発せられる場合がある。
だから「日本語」という体系自体が僕の思考を
決定している部分もある。
だから、僕は僕の言葉を大切にしたいけれど
借り物の言葉であるという気持ちもどこかにあり
その気持ちも大切にしたい。
「僕の言葉は僕が過去に経験した世界でできている。」
もう少し踏み込んだ言い方をすれば、
「僕の人格は僕が過去に経験した世界でできている。」
もちっと
「僕は僕の人生でできている。」
何だか当たり前になってしまいましたね。
でも僕は僕の世界を愛しています。辛いことも。悲しいことも。
楽しく生きるために。
僕は語彙が少ないのと漢字を良く忘れるので、言語能力は低いのです。
それと「笑い」のツボを押すのが下手です。
でも良質なコミュニケーションをとることと、良質な出会い（結婚相談所みたい。）を
つねに捜し求めています。
言葉は人とコミュニケーションをとる時にとても大切な役割を持ってくれますよね＾＾
私も言葉で色々な人と交流できたらいいなぁ～と毎日生活してます＾＾