Nicotto Town


てらもっちの あれもっち、これもっち


夢と志


儒学とか陽明学の解説本なんかを読んでいる。

激動期だった明治維新の頃の人たちが

何を考えていたのかを

少しでも感じたいから。

己(自分自身)と天(世界)とを同一に感じて
自分の成すべきことをなす。

というのが「志」のようなんだけど、
はじめて読んだときは
「自分探しの旅」みたいなものなのかな。
とも思った。

でも読んでいくうちに
「夢」と「志」って近い言葉だけれど
「夢」はふわっとしてぼんやりしているのに対して
「志」のほうが
硬質で、言語化されて
実行に対する忠実度が高い(信念)
イメージを持った。

多分、維新の頃の人たちは
日本を変える。という尖鋭な「志」をもったから
あの劇的な維新を成し遂げたのだろう。


今、日本は変わらなくちゃならない時期に来ている。
でも日本人が将来の日本にイメージしているのは

「幸福な未来の日本を夢見る。」
であって

「日本を志を持って変えていく」
ではないのではないか。

という問題にちょっとだけ気付いた。

アバター
2011/06/27 20:00
ゆすらさん

 たしかに、「夢に向かって志を立てる。」って文章的に成立しますね。

 夢は遠くに雲みたいに浮かんでいる目標。
 志はその道筋とかプロセスという気もしてきます。

 でも、やっぱり「志」は具体的な、言葉にできるようなもので
 「なにをこうしなくちゃならない。」
 というような
 実行するという強い意思を感じます。

 鋭さを感じますよね。
アバター
2011/06/26 22:38
夢と志について、それぞれどんなものか深く考えたことが無かったので、「なるほど」と思いました。
これを読んで、私はどんなふうに二つの言葉をイメージしていたのか考えてみたのですが…
夢は、見たり追いかけたり描いたりするもので、目標のような感じ。
これに対して、志は持ったり立てたりするもので、目標を実現するための支えのような感じがします。
そう考えると、志を持って進んだ先に、夢があるのかな?
なんだか、まとまりの無い文章で失礼しました(^_^;)
アバター
2011/06/26 22:19
猫やなぎ記者さん

 高い志ですね。
 世界の何をどのように変えていくのか。
 興味しんしんです。
アバター
2011/06/26 19:18
>「日本を志を持って変えていく」
ではないのではないか。

ゆくゆくは世界を、と思ってます。



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.