Nicotto Town


てらもっちの あれもっち、これもっち


ブラインドサッカーについて

先週日曜日、少年サッカー大会の補助員に参加しました。

うちの会社の活動で長崎、高砂、横浜の各大会で勝ち上がった小学生3チームによる決勝戦です。子供達には夢のフィールドである味の素スタジアムで行いました。
集合時間は7:30でしたが、酔いが残っていたため途中で乗換駅を2駅寝過ごしたりしました。でも、とにかく時間までに到着。まずは設営班として横断幕やテープで進入防止対策を行いました。

試合中はボールボーイとして少年達の真剣モードの試合をまじかで見ました。ボーイというのが少し嬉しかったです。心は少年だから。

小学生でありながらフォーメーションサッカーの高砂、攻守一体となった長崎、個人技の光る横浜と個性もあるチームが3試合で激突していました。

優勝は横浜でした。長崎を応援するか横浜を応援するか最後まで決めきれなかった僕にとっては複雑な思いです。でも子供達の笑顔は嬉しかった。

大会の中で毎回企画があるのですが、今回は僕の知り合いの発案でブラインドサッカーの日本代表のアジア選手権の壮行試合をやりました。これがすごかった。

ブラインドサッカーとは障害者スポーツですが、普通のフットサルのコートにサイドラインに壁をたてたコートで行われます。選手は目隠しをしますが、キーパーは目隠しなしの健常者です。
目隠しをしながらも、正確なパスとドリブル、そして壁と激突、選手同士が激しく当たりあいながら、最後にシュート。

試合の様子:(福岡の大会のです)
http://www.youtube.com/watch?v=45wh-Y3c7Fk
名シーン:
http://www.youtube.com/watch?v=kbW14Cb49nA

なんであんなに正確で強いシュートができるんだろう。

選手とゴール後ろにいるコーラーが言葉でコミュニケーションをとりゴールの位置を知らせているのですが、これがまた、過剰ではいけないので必要最低限のことをしっかりと伝えている。
「タカさん。後ろ。パス!」「7番中央来た。」「ゴールゴール」なんていう風に。
コミュニケーションの意味を深く考えてしまいました。僕たちは相当視覚に頼っている。

観戦している間は選手通しのコミュニケーションを妨げてはいけないので静かにしている必要がありますが、見ていて本当に面白いです。見るスポーツとしても「あり」です。子供達も食い入るように見ていました。

僕はただ見ているだけでしたが勇気をもらった気がします。

ニュース ゼロでも特集を組んでいましたので見た方もいらっしゃるかもしれません。僕もみえないほどに小さく映ってました。

超人達の戦い。アジア大会は仙台で行われるそうです。応援しています。


第4回IBSAブラインドサッカーアジア選手権大会
12月22日〜25日@仙台市元気フィールド
http://www.facebook.com/Blind.Football
http://www.b-soccer.jp/

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2011/12/11 21:36
びゅ〜さん
 ありよしさんのブログ並みの長文コメントありがとうございます。
 (是非、これを我々の表現として定着させましょう。)

 差別ではなくて区別なんていいますが、そこに感情的、恣意的なものが入らない事が重要なのかななんて思っています。男女の差もそうですし、(う〜ん。男女一緒のトイレっていうのも未開国ではありだし。)どういう文化を醸成していくかということなのかな。
 そういう意味では今の日本の社会っていい方向に向かっている気はしますね。僕は日本の未来には悲観的だけど、北欧とかモデルとすべき社会モデルはあるし、税金とか差別とか課題は沢山あるけれど、差別を意識している日本は歴史的なベクトルとしてはBETTERな方向を向いている気がする。
 そしてテクノロジーによる補完っていうのは、自動車や飛行機のようにマジョリティの便利で快適な生活のためだけではなく、マイノリティを他の方と同じような幸せを感じられる生活にするためのものでもあるということ、それを意識しながら一技術者として生きていきたいなと思っています。

 ブラインドサッカーを見ていると自分自身がいかに自分の感覚を使わずに生活しているのかということを感じました。感覚を意識しない事で失っているものがあるのかもしれません。本当はもっと豊かな日常なのかもしれません。
 
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2011/12/10 19:36
私もそれに対する確かな答えを用意しているわけではないのですが,差別用語だから使わないようにするっていうのは,百害あって一利なしだと私は思っています.だって差別用語を消していくことによって差別そのものがなくなるわけではないし,むしろ差別があることそのものというか,たとえば障害を持っている人についての人々の意識自体が消されてしまうような事態って,ものすごく憂慮すべき事じゃないかと思うんですよね.

私は学生時代,みんな普通と同じものを求められたとしても,テクノロジーとエンジニアリングの力を借りて,できるだけ多くの人が「普通」の枠組みに入れることができるようになったらいいな,って思っていました.たとえば私は近視ですが,眼鏡をかけることによって近視でない人とほぼ同じ生活ができています.(まぁ,パイロットになれないとか一部sんはありますが(笑))それと同じように,いろいろな障害を持っている人が,エンジニアリングの力を借りてその部分を補完できたらいいんじゃないかな,って思っていました.挫折しましたけど(爆).

「普通」の枠をできるだけ広げてあげることがノーマライゼーションなのかな,って思います.もちろんそこには心理的にも物理的にも解決すべき問題はたくさんあって,技術者としてそこにどう寄与できるか,ってことを学生時代には考えていました.挫折しましたけど(爆).

耳を澄ませる日常…,良い表現ですね.聴覚障害者はさしずめ目を凝らす日常,といったところでしょうか(私にはそうは見えない人も多かったですが…そこらへんはまたアレなのでアレです).
でも,そう考えると逆に,私は普段どれだけ目を凝らしてるか,耳を澄ましているか,と考えると,なんと言っても得意技が「ぼーっとしてる」の私ですので,見えること,聞こえることそのものが申し訳なくなってしまったりします.持っている感覚器官はもっと活用しないばなんないべや,って思ってしまいます.

関係ないですが,歌を歌う人を「うたうたい」なんて言い方をしますが,それと同様の言い方で,踊る人を「おどりおどり」って記述してたのは「ぼのぼの」だったかなぁ.…いや,全然関係ないですね….

…はっ,すみません,ついありよしさんのブログ並に長文で汚してしまいました.大変失礼致しました.

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2011/12/10 11:16
びゅ〜さん

すごいな。キックサッカーのオチまで用意されているとは。。。。
差別用語ってそれをとやかく言う事がなんか差別的な気がしますよね。

なんだろ。能力に違いはあるのは明らかで、一人一人に合った生き方が
できる社会がいいってことなんだろうか。
 「普通」の枠を広げてしまうとみんな普通と同じものを求められる気もするし。

あれ、なんか違う事言っているな。
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2011/12/09 14:05
関係ないですが,コンピュータのキーボードを,キーボードを見ないでキーを打つ技術を昔は「ブラインドタッチ」って言ってたんですが,なんか差別用語らしいってことで「タッチタイピング」って言うように改めたっていう話があるんですが,ブラインドサッカーっていう言葉は残っているんですね.

…ん,待てよ,ブラインドタッチをタッチタイピングって改めたということは,ブラインドサッカーはキックサッカーって名前になるんだべか.でもなんかヘンだなぁ….
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2011/12/08 22:59
びゅ~ さん
へー。フロアバレーっていうのもあるんですか。そう言えばTVでちらっと見た事あるかもしれません。

僕自身もブラインドでドリブルやパスをしてみましたが、子供達の方がうまくてびっくりしました。
視覚障害って視覚がない世界で生きるってどういうことなのでしょうか。やっぱり耳を澄ませる日常なんだろうな。そういう環境が柔らかい性格をつくるのかな。

そうそう。試合中は激しくぶつかるのですが、争いとかののしりあいは発生しませんでしたね。

あ。びゅ〜さんは ありよしさんの例のコメント(ゲーム嫌い・・・)読みましたか?
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2011/12/08 22:28
学生時代に,サークルの先輩がフロアバレーやブラインドサッカーのサポートとかすごいやってました.私は当時はあまり興味が無かったので行ってみたりはしなかったのですが,今にして思えばもったいなかったなー,と思います.

私の知っている範囲では,視覚障害をお持ちの方ってみなさんすごく雰囲気が柔らかくておだやかな方が多いな,という印象なんですが,やはりスポーツになると全く違うんでしょうね~.

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2011/12/05 22:56
くーやさん
 そうですよね。精神的にも鍛えられていると思います。選手の方々の熱気がすごかったですよ。
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2011/12/04 11:31
2駅寝過ごしたって・・・ww

色んなスポーツがあるけど、統一して言えるのは、「精神」かね~~。。。



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