Nicotto Town


てらもっちの あれもっち、これもっち


物語のプロット:ある歌の物語。


まだプロットだけですが。。。

第一章 「10万年前」
 洞窟の中で沢山の半裸の人たちが火を囲み踊っている。
 一人の若い男が歌を歌い始める。力強い愛の歌。
 若い女が踊り始める。美しく妖艶に舞う。
 それを見つめる人々。
 歌いながら、踊りながら、二人は見つめ合う。
 若い女も歌い始める。ユニゾンは洞窟の中に響き人々を魅了する。

第二章 「アフリカ脱出」
 人々の長い列。
 干魃のおきたアフリカから脱出する人々。
 途中から列は二つに分かれる。
 アジアに向かう列。ヨーロッパに向かう列。
 あの若い男はアジアの列へ歩んでいく。
 若い女は家族と一緒にヨーロッパ方面に向かう。
 女は涙を溜めながら何度も振り返る。
 男は黙って前を見つめ、一歩一歩、踏みしめながら歩いていく。

第三章 「夏」
 中国の古代の街。
 歌人があらわれ、言い伝えの歌を歌う。
 王はその噂を聞き、歌人を王朝に呼ぶ。
 歌人は古い愛の歌を王の前で披露する。
 歌は人々の心をうち、王朝内の人々や後宮からも引っ張りだことなる。
 歌は美しい后妃の心までも奪う。王は嫉妬する。
 王は歌人に褒美をやることにする。
 歌人は西方への旅を望むが、王は東行きの船に乗せてしまう。

第四章 「花街」
 京の街をさまよう一人の琵琶法師。
 彼は平家物語と別の、もう一つの歌を師匠から教わっていた。
 花街の旦那衆の座敷にて、一興を求められる。
 琵琶法師は愛の歌を披露する。
 美しい旋律と流れる言葉。
 旦那衆も芸妓も目に涙を溜める。

 芸妓の一人が泣きじゃくる。
 「私の中の何かが、何かが、狂おしくて愛しくて。。。」

 琵琶法師は席を立ち、静かに座敷を立ち去る。

第五章「現代」
 大学にて比較文化学を学んでいる圭吾。
 ある村落に残された古文書の中に愛の歌を見つける。
 喜びと哀しみの両方が含まれた言葉に圭吾は強く惹かれる。
 口にしてみたが、しっくりこない。
 圭吾はメロディを求め旅に出る。

第六章「沖縄」
 圭吾は沖縄に向かう。
 ある少年に会う。圭吾は彼から三線「さんしん」を借り、つまはじく。
 心の中から思い出すようにメロディが生まれてくる。
 愛の歌にあう曲が生まれる。
 それを聴いた少年は、圭吾に三線を譲り、立ち去る。

第七章「三線」
 挿話。
 沖縄のある少年。
 三線とその楽曲に興味を持つ。
 自分で三線を作るようになる。
 初めて作った三線。
 親しくなった旅人にわたす。
 「いいよ。僕はこれからいくらでも作る。その三線はあなたとその曲に一番合ってるよ。」
 その後、彼が優れた三線の職人になるまでのストーリー。挿話。

第八章 「スペイン」
 圭吾はスペインを旅する。
 スペインのマルベージャの街。

 三線をひきながらあの歌を歌っていると、住民が集まり手拍子が始まる。
 踊りだす女達もあらわれる。
 圭吾の周りはお祭り騒ぎの状態になる。
 圭吾はある少女の踊りが気になり、彼女を見つめる。
 彼女のことが気になって仕方が無い。
 お祭り騒ぎが終わると、住民達は散っていく。
 少女も街中に消えていった。

第九章 「南米」
 圭吾は南米コロンビアにいる。
 愛の歌はどこでも人気だ。
 でも、彼はマルベージャの少女の事が気になっている。
 彼はマルベージャに戻る事を決意する。

第十章 「芝生の上」
 圭吾はマルベージャの街で4年間暮らす。
 少女は見つからない。
 飲み屋で三線をひいていると
 街の人たちは一緒に歌ったり踊ったり、楽しんでくれる。
 でも、あの少女には会えない。
 ある時、大学の木陰の下で芝生に座っていた。
 三線をひきながら歌っていると
 女性が合わせて歌ってくれている。
 響き合うユニゾン。

 圭吾はその声のほうを見つめる。
 成長した少女がいた。
 見つめ合う二人。

エピローグ
 結婚式にて手をつなぎ歌い踊る二人。
 出席者達もそれを見ながら思い思いに楽しむ。歌い踊る。

Fine....

 こんな物語を長編でいつか書きたいな。

と会社からの帰りがけに自転車こぎながら考えていました。とりあえずプロットをまとめてみました。

うー。ラブストーリーは恥ずかしいぜ!

アバター
2013/10/08 08:12
やっぱり長いですよね。

一章一話ぐらいなら、何とか続くかな。
奥底に遠く離れた歌という文化と、踊りという才能、遺伝子が出会う。

今こそがそんな時代。
そんなメッセージ。
うーむ。

長すぎると伝わらんだろうな。
アバター
2013/10/08 00:12
読んでその長大さに
ワーグナーの「ニーベルンクの指輪」を思い出した。
ライフワークとして是非着手を!
アバター
2013/10/01 22:57
長いですよね。ああ、長い。
アバター
2013/10/01 21:09
うーん・・・ザーッと・・・・長い!!(@´ω`):;*.':;ブッ



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