Nicotto Town


ミディアムボーイ


「SQ~部リベ~ンジ!」-2


リサイクルショップでの商談は、両者納得のいく1万円。つまりは、店頭表示価格より、少々下がってはいるが、1満縁ということにして、お客さん1号の手に渡ったのであった。このお客さん1号は、元々ここで買うつもりであったことも話し、3千円で参戦縁はちょっと困ってしまうとの事。「俺は野球選手じゃないから・・・」と、探し求めて、ここで1万円以上の値段で売られているのを見つけて来たようだ。それから数日・・・あの記念ボールはどうなっているのか?

お客さん1号のお友達:おお!珍しいな!君がこんなものを部屋に飾るとは!どういう風の吹き回しかしらないけど、フィギュアに囲まれてこれがあるというのは実に奇妙に見える。アンバランスじゃね?

お客さん1号:これがいいんだよ。直球ストレートで、こちらに向かってくるフィギュアのオーラを感じるだろう?それを全身で受け止めているんだ!こうやって!「はぁーー・・・」

と、両手を開き十字架の様に立って、なにやらオーラを受け止めているようだ。?

お客さん1号のお友達:なるほどー・・・私もやってみるかな。「はぁーー・・・」・・・・おお!感じるよ!何かが私のハートに吹き込まれたような?ああ!

オタク時間である。

お客さん1号達が、何かをやっているなか、「まいったべー監督?」が、遊休で?視察がてらハンディーカムを持参して、観光に来ていたようである。

まいったべー監督?:おお、これは使えそうだ。

撮影している。が、映像確認して

まいったべー監督?:駄目だな。建物の感じが良くない。

監督との距離の問題なのか?お客さん1号達が遊んでいる時、あの1満縁で購入してきた記念ボールに異変が生じたようだ?

お客さん1号のお友達:あははははは!んん?え?おい!見ろ!記念ボールが!

お客さん1号:え?なに?ああ!

丸い形の球場記念公式ボールが、ダイス型となって、サイコロの目が現れたのであった。

お客さん1号:嘘だろ?俺の記念ボールが!サイコロになっちゃったよ!人生ゲームのデッカイ版じゃーないんだから!スゴロクゲームに変わるなよ!あ~・・・

お客さん1号のお友達:ひょっとしたらさ、これでフィギュアが動き出すんじゃないのかな?

お客さん1号:そんなわけないだろ?動いたとしてもこの部屋の中をあちこち動き回るそんなことには・・・動いてくれたらうれしいけどさ。おまえが俺があっち見ている間に取り替えたんじゃないのか?

お客さん1号のお友達:そんなわけないだろう?私はマジシャンじゃないし・・・あんなボールは隠せないよ。

お客さん1号:リサイクルショップの店長は何も言ってなかったなーやはり詐欺だったかな?返品しようかな?

本日はここまでに・・・





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