Nicotto Town


ミディアムボーイ


君が生まれる前の物語


この物語は、卵の黄身が誕生する前の物語ではない。いつの時代なのか?時知らぬ君が生まれる前の物語なのである。


第1話:AP通信ソードアレスエアフォース1

この国では、陸地と言う陸地がない。人々の生活が水に浮かぶ、それはまるで浮島となって?大きさは、それぞれ自分たちの体の大きさに比例して変わって行く浮島・・・そんな島での生活を余儀なくされている世界なのであ~る。
この世界の人々は、魔力を持っていた。魔力を使って、島を動かしたり、建材を作り出しては、それで住居までも建造することは可能だった。浮島で生活をするには不自由することなく暮らせれそうであるが、ただ、食料だけは、魔力ではどうにも作り出せることは出来なかった。人々の生活には欠かせない食糧、それはサカナだったのであ~る。ボートを漕いで釣りをするまではしない。島から釣り糸を垂らしては、そのまま島を魔力で移動させれば、釣り針に引き寄せられてサカナたちが寄ってくる。魔力によって作り出されたルアーは、すばらしい物だらけだ。実に効率の良い釣りが楽しめれたのであ~る。食料に困るということは無かった。自分たちの島に居れば、普通に暮らしていけれるサカナしか食べれないが、それがこの世界の暮らしスタイルだったのであ~る。だが、最近になって、水中に住むサカナたちに異変が生じてきていたようだ。網なんてものを使用してまでサカナを捕獲する必要はなかったからなのか?サカナたちが増えすぎたからなのか?サカナと言っても、種類は様々、食べられないサカナは無いのだが、大きくなり過ぎたサカナは、まだ幼い稚魚を食べては、どんどん成長していったサカナも出てくるようになっていたようだ。その大きく成長してしまったサカナを、フライングフィッシャーと人々は名着けていた。時に、浮島の下部に張り付いては、浮島を動かしたり、ジャンプして、島を跳ねさせたり、釣りの邪魔をされたりと、非常に厄介なサカナにまで成長されてしまった。この事実は、瞬く間に全世界に広がり、フライングフィッシャー退治計画が念力通信で決定されたのであった。そして、そのサカナに立ち向かう一人のハンター、サンダー魔法を得意としたライト〇ングが、選び出されたのであ~る。

ライト〇ング:総官様がそうおっしゃるのなら、私は、全世界の人々の為、お役に立てれる事を約束いたします。

総官様:皆が、困っているのです、早急な処置をあなたに頼みます。では、お気をつけて。フォースのご加護がありますように。アーメン。

ライト〇ング:さあどうしようか、相手は、これまでにない巨大なサカナか・・・ただの釣りと言う訳にもいかないであろう。退治するその方法としては、釣りの仕掛けにかかったそいつを、釣り糸からサンダーを流し込んで、そいつに効くかどうかだ。周りの水に拡散されてしまって、効果はほとんど0かもしれない。水面までなんとかおびき寄せ、やつの背中に乗り移って、直接サンダーをくらわせるしかないかもしれない。それまで、どれだけの犠牲者が出るか・・・一度失敗したら、二度とは、私の前に姿を現さないかもしれない。一度きりのチャンスで、なんとかやってみせるさ。私には、KYフォースの力がある。フォースを信じて、必ず!総官様のご祝辞頂戴者となって私の業績を歴史に綴られ、英雄として名声を轟かせよう。これが私なのだと・・・

そして、ついにその時は来た。

ライト〇ング:たしかにデカいな、あんな島をも動かしてしまうとは、島と島が衝突までさせる。これは人々には厄介なサカナだ。いったい何のサカナが、あそこまで大きく成長したのだろうか?姿を見せないから正体がつかめないが、あ!島を浮き上がらせた!なんだと!あれはまぎれもなく!グッPー・・・そんな馬鹿な!あの小さいサカナが、あそこまで大きく?どうしたらあんなにもなれるのだろうか???グッP-かー・・・これはまずい!いくらなんでも私でも・・・

クリアならず、第一話エンディングであ~る。






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