ガイアの夜明け７
- カテゴリ：自作小説
- 2021/06/27 00:10:30
？？？？？：駄目だ！斬っても斬ってもきりがない！どんどん鬼が増えていく！今まで、仲良かった人たちまで、襲い掛かってくるようになってしまった！くそ！躊躇していたらこっちはやられる！街全体が鬼だらけになってしまったようだ！僕一人では、この事態を止めることはできない！なんとかしてまだまともな人たちをできるだけ連れて、避難させよう！
鬼になってしまった者：ぐへへへ！お前はまだ人だなぁ～、鬼はいい～ぜぇ～へへへ！ギャアアアアアアアアハァーーー！！（口を大きく開けて襲い掛かってきた！）
ヒラリ！（鬼の攻撃を回避した！）
鬼になって襲ってきた者：うお！よけやがったなぁ～あああ？こいつは他のやつらとはちょいと性能が違うなぁ～・・・僕、いい子だから、このおじちゃんと仲良くダンスしよう！こうしてあーして一緒に手を繋いで、そしてガブっとして、いい～気分になるよ～ん！
？？？？？：まただ！いったいどうしてしまったんだろう！斬られたくなければ近寄ってくるな！
鬼になって襲ってきた者：まぁ～なんてお行儀の悪い子なのでしょう。そんな危ない物を、殺戮を繰り返す通り魔のようなことはおよしなさい！あなた、まだ若いのだから、そんなお父さんや、お母さんを苦しめる様な困らせることは、絶対してはダメよ！お巡りさんにガブってされるより、この私にガブってされたほうが楽しい事間違いなし！さ、ぼっちゃんおとなしくこっちにおいで。これでも私は、ダンス選手権で、優勝して、特別審査員もやっているのだから・・・クルクルタッタ！サッタタ！サッタタ！どうお？見事なダンスでしょ～う！今は、もっと気分がハ～イ！になって、こ～んなことだってやれちゃうの。空中旋風脚晴天到雷拳！！ブ～ワンブ～ワンブ～ワンブワンブワンワンワンワワワワワワワワ！！！
？？？？？：空の雲が消えて丸い青空が見えてきた！
鬼になって襲ってきた者：小僧！私の術にかかるがいい！お前は、竜を操る者と接触しているであろう。その刀に埋め込まれた玉がなによりもの証拠。この私が、お前たち一人残らず片づけてくれるは！！
？？？？？：まさか！あなたは！！
鬼になって襲ってきた者：無惨様の直属の部下である演技力抜群とまで称された４誓の星。踊り子風雷坊とは、私の事だ。早々に見つかって楽したは。
？？？？？：僕たちは、何も邪魔してない！なぜ片づけられなければならないんだ！
鬼になって襲ってきた者：無惨様が、お前たちを気になりだしたのよ。移住した星が我々の星より大きかったものだから、いつかは邪魔になるかもしれないと、そうなる前に、こうしてこの星に来たってわけ・・・諦めなさい。ただ無残にも始末されるよりかは、鬼になってしまえば、私らの様にまた、この星で暮らしていけれるわよきっと！
？？？？？：・・・嫌だ！鬼になるなんて絶対嫌だ！僕は、竈 炭吉の１０番弟子！隊長に教えられた信念を固く抱いたまま、襲うのをやめないのなら全力で倒す！
鬼になって襲ってきた者：威勢がいいわねーあれにしてはまとも過ぎる弟子にしたは、行き過ぎ、やりすぎ？ちょっと運が良すぎ？杉田玄白系とまで思わさせた？あの人にお声担当させたくなりそうな？でも、どうせなら？もっと可愛らしく、幼さがある性格のキャラが私は好みなの・・・僕、そんなお声出せるかしら？やってくれたら、今日は何もしないでお散歩に出かけちゃうんだけどなぁ～・・・
？？？？？：ふざけるな！！
鬼になって襲ってきた者：あら？今の声？ルフィーに似てたわよ！って？なんで私はそんなの知っているのかしら・・・？？？おや？・・これは・・あらーーそう・・分かったは。僕、運が良かったわね。私は急用があるからこれで失礼するは。無惨様がお呼びしてきた。じゃーまたね☆バイバ～イ！！
？？？？？：・・・・・ふう・・なんか助かったなーいや違う！あれは僕に倒されるんだ！ちっきしょう！今度会ったら間違いなくお前は僕に出会って後悔するさ！今のうちに観光気分で、楽しんでいやがれ！
１０番弟子は、刀を鞘へと納め、手を離した。
鬼になって襲ってきた者：僕、私は逃げるんじゃないからね。
と、１０番弟子の鼻先に顔面の鼻先をピタリとくっつけて囁き、鬼になって襲ってきた者はどこかへ消え去ったのであった。
？？？？？：速い！気持ち悪～い！！いまので一撃くらっていたら！刀から手を離したから僕に触れることができたんだ！相手が現れたら、刀を握っていないとダメだ！くそ！！これからどうする！・・・そうだ！隊長のところへ行こう！隊長や、他のみんなもきっと！隊長に会えば何か手を考えているはずだ！まだ無事な人たちも連れていかなきゃ！
つづく・・・
