Nicotto Town



久々のお休みだったので…

本日、お仕事の方、お勉強の方、締切りに追われている方、ゴメンなさい。

全国旅行支援事業のお陰様で、私もここ最近、ずーっと忙しく、20日ぶり(途中3日間ほどイベント参加で本業とは離れてましたが、コレも一応、仕事と換算するとですが…)のお休みだったので、久々に映画を観てきました。
いつも何本かハシゴして観るのですが、今日は病院と歯科医院のハシゴの途中だったので1本しか観られませんでした。(明日、添乗の打合せなので、早めに終わらせて、帰りに1本観るつもり)
さて、何を観てきたかと言うと…
新海誠監督作品「すずめの戸締り」です。
ずーーーーっと観たかったのですか、なかなか時間が作れず、念願かなって、やっと観れました!
感想ですが…
イイッ!!とにかく良い!一見の価値はあります。
是非映画館でご覧ください。
毎回、やらかしてくれますよ、この方は!
しっかり泣かせてもらいました。
前回の「天気の子」も「君の名は」も良かったけど、今回のは更にイイです!

※ココから先は、ネタバレ要素を含みますので、まだご覧になってない方、嫌な方はご退場ください。
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主人公のすずめ(高校2年生女子)は幼い時に母親を亡くし、叔母と二人暮らしをしています。ある日、登校途中で、昔どこかで会った事のあるようなイケメン男子とすれ違います。見とれていると、イケメン男子から声を掛けられます。「扉を探している…」と。一旦は、その場を後にするも、その男子の事が気になって、後を追いかけて行き、事件に巻き込まれていくのですが…
今回の作品にも日本独自の風習やら考え方を新海監督風にアレンジして組み込んでいて、感心しました。
このお話は日本の「鬼門と鬼門封じ」が物語の根幹にある様です。
新海監督は鬼門の事を「扉」と表現しています。そして、鬼門からやって来る災いを「ミミズ」としています。
現実世界で一番有名な鬼門封じは、世界遺産にもなっている「日光東照宮」ですが、それも作品の中にしっかり取り入れています。
ご存じの方も多いかと思いますが、日光東照宮は、富士山を日本の中心と考えた時、富士山の鬼門に当たる場所が日光東照宮であり、自らがそこに祀られる事で、未来永劫、日本を守り抜くとした東照大権現たる徳川家康公の強い意志が感じられるお話です。更に、富士山の裏鬼門に当たる場所は静岡の久能山東照宮で、日光東照宮に祀られる前は、久能山に祀られてましたので、家康公は鬼門も裏鬼門も封じていた事になります。家康公…さすが、神になられた方です。
映画の話に戻りますが、その中にも日光東照宮にリスペクトされているであろう部分があり、それが、主人公の「すずめ」と「ダイジン(お騒がせのネコ)」です。
日光東照宮の中にある左甚五郎作と伝わる「眠り猫」ですが、なんとなく「ダイジン」に似ています。「眠り猫」も東照宮の要「家康公の墓」を守っていますし、「ダイジン」も元は「扉」を守っていました。そして、「眠り猫」の裏には「雀」の彫刻がありますし、「ダイジン」と「すずめ」も無関係ではないと思います。
それから、「すずめ」の苗字「岩戸」ですが、コレも日本神話に出てくる「天の岩戸」に関連してる様な気がしてなりません。
他にも気になる部分があるので、また時間が作れれば、観に行きたいものです。
(今のところ他にも観たい作品が6作品あり、その後になるだろうからしばらく先になりそうですが…)




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