Nicotto Town



千客万来?

昨日、扉の大きなガラスに雉模様の鳩が激突しました。

幸いにも、彼か彼女はちょっと目を回しただけだったようで
目だった外傷もなく、保護する為に差し伸べた私の手に素直に乗ってくれました。


そのへんに置いておくと猫がくるので(狙い撃ち!)
とりあえず、ミカンの木に乗せようと、落ち葉の上に着地した鳩を
両手で救い上げるように抱き上げ(ホントは野生の動物に触れてはいけません)
無事にミカンの木に乗せました。

ちょっと目線が上になった鳩は話しかける私に懸命に焦点をあわせようとしているような
おぼつかない視線を向けていましたが、開店ギリギリに様子を見にいくと
人の顔をみるなり一鳴きして飛び去って行きました。


そして本日は日も暮れた頃。
従業員用の出口から外へ出ると、そこには猿が。
休憩中にタバコを吸っている人が、猿がいたよと言っていましたが
せっかくだから、今度は呼んでくれといいましたが、

1.5メートル弱の距離でお猿と正面をあわせることになろうとは思いもしませんでした。

毛並みは街灯だけで見てもつややかで、
たてがみはしっかりとした威風堂々としたお猿は
ちょっとふーーと威嚇。

ひるんで左半歩下がった私。

後ろは、駆け戻るには遠い扉。

左は壁。

右はちょっと足場が悪すぎる物置。

逃げ場は?ない。
武器も?ない。

どうしよう。。。。

そう思っていたら、またふううと低く短く威嚇されたので
もしかして向こうもびっくりしたのだろうかと、勝手な解釈をしました。


「あー、びっくりした」(敵意はありません、と伝えるのに言葉が浮かばなかった)
とりあえず、そう言ってから舗装されているぎりぎりまで避けてみると

お猿は恐れることも、それ以上威嚇することもなく、さも当然のことのように
私の脇を通っていきました。
すれ違った感覚は人でいうなら手がぶつかりそうな距離。
そう、ほんとにすぐ脇を通り過ぎたのです。

見送る背中は腰からお尻にかけて、子どもがつかんだような剥げ後が線になっていました。

母猿なのだろうか。。。。



今まで見てきた動物は、人に飼われているものばかり。
鳩にしても、集団で攻撃してくるか、上から狙い撃ちになるようなことでもなければ
地面にいてそれほどに恐れをなす動物ではないでしょう。
そう、どうにかでも、いつも人が上に立てる動物ばかり相手にしてきた自分。

生まれて始めての野生の、人への利害関係を求めていない動物に
おそらく対等に扱われた気分は怖かった。

もうできるなら会いたくない。

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2010/04/09 16:44
まりぽちさん
野生動物とご対面は怖いものですね。
もう、本当に遠くから見かける程度にしたいものです。
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2010/04/09 16:36
実家の方は、野生動物がいっぱい。
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2010/04/03 19:39
パクチーさん
確かに、飼いならされているのかもしれないです。
私は小さい時から野生動物の出てくるテレビばかり見ていましたが
本物の凄さは知りませんでした。
話に聞く警戒音も、普通の人だったら正直聞こえないのではないかなぁ。
とてもとても小さな声だったので。

猿は多分、ライフスタイルが他の動物と違いすぎるのだと思います。
木の上で生活しているのとか、雑食であるとか、あとは体が割と大きいのとか。
野生の動物同士がもしも仲良しだったらと考えた時、もしも他の動物の言っていることが分かったらと思うと、ちょっと考えたくない事態になります。
友達が、友達を食べることになっちゃいますよね。
他の動物も多分、力関係が見えないだけでそんなに仲良しではないと思います^^
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2010/04/03 00:20
野生動物の被害に遭うニュースを聞いたりすると、
動物園しか知らず、動物に畏れを抱かない人間もまた飼い慣らされてるのかなぁと思ったり。

そういえば、インドのバラナシは屋上に普通にサルが闊歩してたなぁ。
犬猿というけど、サルってどんな生き物とも仲が悪い気がする(笑




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