小説続きと言うかなんというか……
- カテゴリ:自作小説
- 2011/07/20 23:01:35
※勢いあまって大分先の方(小説で言うと3巻あたり)の話を書いてしまいました
※新キャラ出ます。脈絡もなく。
※新キャラの名前は阿久根・真子です。
※「この新キャラ出しても大丈夫か?」って感じの実験です。
※それと「このギャグ笑える?」って感じの実験でもあります。
※明後日には消します。
※それではどうぞ。
「さささ先輩、一人じゃとても食べきれないこの『リア充は腹を壊せ! 壊さなきゃカップル認定だ!! もっとだ! もっと盛りやがれぇえええええええええええええ!!! パフェ』を協力して食べましょう!」
阿久根がそう言いながら黒間の前に出すものは一本の塔。『リア充(以下省略)パフェ』であった。
それは古代の人間が天を目指すために造った塔の如く高く空へと伸びる。
その頂上に刺さる二つの棒は、ポッ○ーだ。勇者に抜かれることを待ち望む伝説の剣のように、それは刺さっていた。
二つの剣が刺さるのは、生クリームという名の大地。大地は二つの剣以外にも、様々なフルーツで彩られている。
大地の下にはアイス、コーンフレークなどの層。そしてまた生クリームの層がある。
幾重もの層が重なり、それは塔となっていた。
「なんだ……その友の形見をあえて能力発動の素材に使い新たなる力を手に入れられそうなパフェは?」
「だから言ったじゃないですか。『リア充は腹を壊せ! 壊さなきゃカップル認定だ!! もっとだ! もっと盛りやがれぇえええええええええええええ!!! パフェ』です。一緒に食べましょうよ」
「いや、『壊さなきゃカップル認定だ!!』とはなんだ。俺達はそんな仲ではないだろう」
「いえいえいえ、ただ単にこれが食べたかっただけです。鯛は、もとい他意はありませんよ」
「……ならばいいのだが」
そう言い、黒間は頂上のポッ○ーに手を伸ばし、引き抜く。
その先端はクリームで白くなり、チョコの黒と混じっていた。
それを黒間は眼前へと運び、口へ含む。
――二本同時に。
「美味しそうですねぇ先輩。……って、なに両方食っちゃってるんですか!? 片方は私のです! 返してください!」
「ん? ああ、すまん。お詫びに後でポッ○ーを買ってやろう」
「な・ん・で、上から目線っぽいんですか! それにこういうのは一番上に乗っているからこそ特別なんです! 一番上に刺さってないポッ○ーなんてただのポッ○ーにしか過ぎなんです!」
「そうなのか。悪い事をしてしまったな。今度何かを奢ろう。それでいいか?」
「いえ、別にいいです。というか先輩のそれを下さい。それで全て解決です」
「何を言っているんだ? 既に口に入れたし先っぽの方を少し食っている。少し常識を考えてみろ」
「分かりました、常識を考えればいいのですね」
そう言い、一呼吸。
目を瞑り、思考し、
「――先輩、それください!」
そう答える。
「何をどう考えればそうなる……」
「だってそれ食べたら先輩と間接」
「ふんっ」
黒間は手刀を作り、それで阿久根の脳天をめがけチョップを繰り出す。
急所に当たった。
効果はいまひとつのようだ。
阿久根の邪念は倒れた
「ううっ……。ずびばぜんでじだ先輩。私が悪かったです」
「よろしい」
会話を終え、二人は再び意識をパフェへと向ける。
見てみれば、少し塔の全長が心なしか短く感じられる気がした。
「……アイスか」
下の層のアイスが少しずつ溶けている。そのために塔は少しずつ縮んでゆく。
喰うのが先か、溶けるのが先か。
勝負は今、始まった。
「阿久根――先輩命令だ、塔の決壊前までに喰らいきるぞ」
「んー? ああ、そういうことですか。了解ですよ先輩。この程度の敵、私達で倒してやりましょう!」
だけどこれは前書いてたやつのかなり後の話……。先にあっちを書かなければこれの続きは書けないのです……。
「リア充(以下省略)」の名前は『ベン・トー』に出る弁当にありそうな感じにしてみましたw
そして「鯛は、もとい他意は~」は『這いよれ! ニャル子さん』でよくある感じの台詞ですw
やはり逢空先生のギャグは誰でも笑わせれるのか……。逢空先生は偉大ですね! 平成ライダー好きを公言してますし!
リア充(以下省略)www
ていうか「鯛は、もとい他意~」に地味に吹きました、はい。