クリスマス前の大失敗
- カテゴリ:日記
- 2010/12/26 22:17:03
えぇ、大失敗。
以前いただいた鹿肉をシチューにしようと
トマトのソースうんたらのルー(まだルーから作れないもん><)買ってきて
前日から用意していたのに、肝心の鹿肉、まず切らないで冷凍したため塊。
しかたない。
ミラクルアイテム!のこぎり!
台所で、ごりごり。ごりごり。ごりごり。ごり。。。
この時点で、きっと間違いが始っていたと思う。
たまには~という感じにその肉片の粉を使ってスープを作ってくれた旦那。
それはまぁ、味はよかったんだけど。
気持ち悪くなった。
吐くかと思った、ホントは。
そして夕方まで水につけながら解凍しても解凍されない肉の塊。
しょうがないな、シチューは明日だ。
夕飯楽できるわ、と油断していたら。
なにやら湯銭で解凍を始めた旦那。
ん!?血が固まるのでは?生臭くならなきゃいいけど。。。
そう思って止めなかったのがいけなかった。
何事もいい経験としなくていい経験というものがあるらしい。
氷が解け始めると同時に鼻に付く異臭。
言いようのない、生臭さ。柔和な肉独特の匂い。
絶えられず、家を飛び出しました。
ローズマリーを握り締めて戦闘態勢。
鍋にローズマリーの枝を何本のぶち込む。
まだ臭う。
解凍されてから薄切りにして、料理用に開けていなかったボジョレーなんとかで洗浄。
牛乳で洗浄。
再びワインとローズマリーに漬け込む。
ローズマリー様様。
あってよかったローズマリー。(次は月桂樹探そうかな。タイムか?セージ&バジルか?)
翌日になっても消えない匂い。
もう一度ローズマリーの枝で煮込む。
やっとこさたべられそうな感じに。ローズマリーもちょっときついけど。
結局シチューにありつけたのは24日の夜でした。
シチューの中にはシイタケも入れていて、しいたけとタマネギと
鹿肉につけたローズマリーの香りが、生臭さをなんとかごまかしてくれて、
ゴミ箱へ捨てることなく、お腹の中に納めることが出来ました。
夜にネットで調べてもらったところ、水につけて、ゆっくーり解凍すると
血抜きがされて、淡白なお肉が食べられたそうです。
野生のものは病気を持っていることがるので良く火を通して。とのこと。
早く知りたかったわ。
やっぱり直感には従った方がいいってことね。
これからはなんかやばそう!にはまず止めに入ることにします。
しっかり血抜きが出来れば、本来はクセも無く、
淡白な味なのだそうです。
次は本来の美味しい鹿肉食べてみたいですね。
パクチーさん
味噌スープ!そうですね。味噌の味が全てを隠してくれるともいいますが、
味噌が消化を助けてくれるそうです。
ショウガも薬味ですからね。
食あたりを避けるという意味でも、かなりの智恵ですよね。
トモチンさん
イノシシのカレーならいただいたことがあります。美味しかったです!
裁いてから翌日のカレーはそれでも獣臭がきつかったそうですが。
思い出してみると、けっこうなんでも食べてます。自分。
鹿肉は食ったことがないのですw
匂いの強い野生の肉、しかも保存状態の悪かった昔に「そうでもしないと食べられ」なかった
のが由来なんだろうなと思ったり。
日本でもイノシシとか熊とか鹿とか野生のものは味噌で強い目の味のシチューにする訳だし、
ネギ、ショウガ、ニンニクも立派なハーブだし、どこでも似たようなものなのかなぁと。
でも海外の料理番組とか見てるとローズマリーの使う量にビックリするな。
私食べた事ないですけど
鹿肉ってくせがありそうですね~(>_<)