とあるケータイ小説を読んでみました。
　まあ、読む前から批判してちゃダメだと思ったんですよね。

　ちなみにタイトルは「○■」です。確かドラマ版では紅渡が出てたんでしたっけね？　逢空先生が言ってた、キバは名作だと。

　まず目にして思ったのは「改行多っ！」って事ですね。
　ですが自分は川上さんの作品を読むことによって改行の多い文章に慣れています。
　改行の多い川上さんの作品にはなんというか疾走感みたいなものがあります。だからこそあんなに分厚くても読めるんです。
　だからこれもすごい疾走感があるはず……。
　なん……だと？　なんだこの「形容しがたき文章のようなもの」は？　疾走感なんて感じられないぞ……。

　いや、文章が酷くてもストーリーか登場人物に魅力があればそれは十分に面白いはずだ！　例えば伝勇○とか。
　……え？　どっちも魅力を感じない……？　そんな馬鹿な！　人気があるのにそんなわけがあるはずない！

　そうだ、『純愛モノ』とか言われてたな。『純愛モノ』って言えば図書館戦争の各カップルとか終わりのクロニクルの各カップルですね。彼らは絶対に浮気しないですよ。堂上教官や佐山が浮気する姿なんて想像できないからな！
　……え？　罪の無い生徒を退学に追い込むのを『純愛モノ』と言うんですか……。知りませんでした。
　自分は『純愛モノ』というのは頭のおかしくなった男が一見美少女だけど本当はグチャグチャした肉塊とイチャイチャする話主人公とヒロインがお互いに支えあい前へ進もうとする話だと思ってました。こう思うようになったのは主に某尻神様終わりのクロニクルの影響ですが。
　つーかセルティと変態新羅とか笠原とツンデレ堂上教官とか新庄と佐山変態に謝れ！　何があってもあいつ等の話なら安心して読めますからね。
　でも……シズ×セルもちょっと読んでみた（ｒｙ


　結論を言うと……読むの諦めましたｗ　これならまだ「絶対に読むんじゃねぇぞ！？」とか言われそうなラノベの方がまだ面白いです。いや、むしろそういったラノベがどれだけ高い水準にあるのか確認することができました。
　
　……ああ、自分ももっと面白いの書けるようにならないとなぁ。
　恋空読んだら何故か創作意欲が沸いたよ。
　これが純愛だって言うのなら、お互いに支えあって前を目指して進んでいく主人公とヒロインの話を自分が書いてやる、って思いました。

　……あ、作品のタイトル伏字にするの忘れてた。まあいいかｗ