境界線上のホライゾンを見てると、なんだか泣けてきます。

　いや、5話の月見酒とか6話の作文とか、普通に感動できるシーンはたくさんあります。
　しかし自分が泣ける理由はそういったところではなくて、製作スタッフが原作を大切にしてくれてる所に泣けるんです。

　表示枠が反対から映る時は黒で塗りつぶしたりせずに反転して表示させてるし、2話のネシンバラの小説は画面に映ってないだけでしっかり書いてるらしいし（氏が書いたらしいが）、武神はプラモ化したら買いたいほどに格好良いし（いや、これはやっさんの頑張りか）、4話の鹿角さんVS武神の戦闘シーンの作画が凄いし、アニメ化が難しいであろう討論シーンもしっかりと再現してるしで、今年のアニメ化作品の中だと一番満足できた作品です。

　というか、あんな分厚くて設定が異常な作品をアニメ化しよと思っただけで凄いです。
　さらにスタッフは終わりのクロニクルを既に読んでるんだとかなんとか。変態ばっかりですね。ところで都市の方は読んでるんでしょうかね？

　今年はホントに絶望が大きかったですからね。それこそ魔女化してしまいそうなほどに。
　夏はいつ天に絶望しました。それと原作は読んでませんが、メリーにも。

　現在は9話まで放送していますね。
　自分はまだ9話が見れていませんが、友達が言うには原作のイラストがエンディングで使われたんだとか。あの絵を9話のエンディングに使うとは……。よく分かっていますね、サンライズは。
　残りの内容を考えると、あと3話くらいで綺麗に収まりそうですね。
　後は戦闘の作画を全力で頑張りさえすれば、トーリとホライゾンの問答が最難関でしょうね。あそこを感動的にまとめてくれたら自分の中の今季最高はホライゾンで確定です。

　そういえばホライゾンって「○○をアニメ化しただけでも十分に価値がある」とか毎週思ってる気がします。
1話→動くみんなを見れただけで十分にアニメ化の価値がある。
2話→鈴さんの御高説をアニメ化しただけで十分にアニメ化の価値が（ｒｙ
3話→過去を知ろうとする正純をアニメ化しただけで（ｒｙ
4話→鹿角さんVSをアニメ化（ｒｙ
5話→月見酒をアニメ（ｒｙ
6話→作文を（ｒｙ
7話→マネー イズ パワーを（ｒｙ
8話→討論を（ｒｙ
　……うん、もうアニメ化は成功扱いでいいよね。
　たとえ残りの話でコケたとしても、いつ天ほど非難するつもりはありません。だってここまでの事をやってもらってるんですから。
　まあ、きっと失敗はしないでしょうけれどねｗ


　そんなわけで、製作スタッフには最終回まで全力で突き進んで欲しい自分でした。
　小説の付くBD奇数巻だけは買う予定ですよー。まあ、1年分のお小遣いがあっても買えるかどうかは怪しいですが。