Nicotto Town


零崎儚織の人間摩擦


双界のアトモスフィア

 読み終わりましたー。
 タイトル的にホライゾンっぽいな……と思ってたら、中身までそうでしたか。

 作中の用語とかが、妙にホライゾン(というよりは川上稔)っぽい。
 あと、キャラだとトマスというキャラがどうみてもトーリをモデルにしてる。エロ大好きな外道だけど気が利く辺りが。
 中沢・アーデルハイトというキャラがいますが、どうみても教師と言うよりリアルアマゾネス……。

 シナリオの方は、川上っぽさがない。
 モブのノリとかが川上だし、掛け合いも川上っぽいけど、話の方が……。
 だけど主人公の迷いが「本気を出すのに躊躇いがある」だったから、そこは川上っぽかったか。
 敵勢力のボスがちょっと……。破壊衝動は魔族の本能というのは、結構好きなんですが。

 あとは主人公ですかねー。川上っぽいノリなのに普通のラノベの主人公。
 川上特有の狂ってる感じがしない。……いえ、全員が全員狂ってるとは言いませんが。
 でもヴァルターってかなりのき、き、き、キチGAY――! でしたよね。宇宙行くために独逸軍ぶっ殺そうぜー。
 ヒロインも川上っぽさがありませんでしたが、これはこれで好みです。
 というか、基本的に氏の描くヒロインはぶっ飛んでるのが多いですしね。
 この二人、一般受けを狙うためにわざとこうしたのか。


 割と酷評してますが、一応続きは気になります。
 新人ですし、これからに期待ってことで。

 もっと川上っぽさを出すか、ちゃんと自分の色を出すか。
 中途半端な状態じゃなくなったら面白くなるんじゃないかなって。




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