どうすれば面白いものが書けるでしょうか?
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/08/30 19:00:23
小説みたいな物を9話まで書いてコメントをくれたのが友達だけだったので、ふと「どんな作品にしたら面白くなってコメントが増えるだろうか?」と思って書きました。 ニコタでよく小説を読んでコメントをする人の意見が聞けたら嬉しいです。 ニコタの自作小説のカテゴリを見て、一番多く目に入るのは恋愛ものですね。
...
なんなんでしょーね?
小説みたいな物を9話まで書いてコメントをくれたのが友達だけだったので、ふと「どんな作品にしたら面白くなってコメントが増えるだろうか?」と思って書きました。 ニコタでよく小説を読んでコメントをする人の意見が聞けたら嬉しいです。 ニコタの自作小説のカテゴリを見て、一番多く目に入るのは恋愛ものですね。
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……まさかコイツ、男色!?
悪魔の答えに対し、大神は思う。
予想外の答えであった。
悪魔が人間を捕食するというのは、異能の力を扱う者ならば常識のように知っている。
だが、性欲の対象として人間を見る悪魔の例は一部例外を除いてほとんど無い。
ましてや、同姓を対象と...
翼を持つ者の動きは、大神の前に突き出した両腕によって阻まれている。
大神は翼を持つ者の両腕を掴み、そして
「――ふんっ!」
そのまま押し返す。
押し返された者は、バランスを崩し、一度地面へと降りる。
その時を待っていたとばかりに、大神は前へ駆け出す。
足音は無い。足裏の肉球により音は消さ...
暗闇の中に響くのは、二つの音であった。
一つは靴が地を蹴る音。
その音を立てるのは一人の少年の足だ。
黒間だ。
もう一つの音は、鳥の羽ばたきに似た音だ。しかしその音は、鳥のそれよりも大きく、そして重たい。
その音の持ち主は、宙を舞っていた。
姿は人型。ただし、背にあるのは蝙蝠の如き翼だ...
深い闇の中、疾走する影が一つある。
それは路地裏にある箱を蹴り飛ばし、時に飛び越える影だ。
駆ける目的はただ一つ。己の友を探すため。
頭にあるのはその目的だけ。一つに絞られた目的はその者に力を与えた。
……クロ!
その力を使うことに、影は一瞬のためらいを見せる...