Nicotto Town


小説日記。


未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。

ダークバスター 6

#-1  星の蒼原


 闇。何も見えない闇。
 頭が痛い。気持ち悪い。
 どこかに落ちていく感じ。
 怖い恐いこわい――――
 ―――助ケテ…?




 ザァァァ――ッと快い風が私を撫でていく。
 碧い空、蒼い草原、舞う星屑。
 気づけば私は、どこかに倒れていた。
 横向きで見る景...

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ダークバスター 5

#-1  星の蒼原



                         ○

           
            ピッピッピッピッピッ――――
 夢の隙間に、目覚ましの控えめなアラームが入り込んできた。
「…あさ…なの…です…」...

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ダークバスター 4

#-1   星の蒼原


「竜の杖…」
 きっとこの杖の名だ。
 試しに杖を振りかざしてみた。
 宝玉の部分に赤紫色の炎が燃え上がる。
 そのまま杖を頭上に向けて思い切り振り切った。
 バレーボール大の火の玉が空高く飛び上がり、弾けた。
 散った火の粉が幻想的な輝き、舞う星屑の煌めきが...

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ダークバスター 3

#-1  星の蒼原




         ピピピピピピピピ―――
 耳障りな目覚まし時計のアラームが鳴く。
「…るっせーな…」
 半ば口癖になっている朝起きの言葉。
 くっそ…マジでうるせー。
 ごそごそとベッドの布団から這い出し目覚まし時計を平手で殴る...

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ダークバスター 2

#-プロローグ2




『おうヴァシカ、元気か?』
『そうね…いつもなら』
『ああああアイツは化け物です…』
『落ち着けってギリア。てかアイツはモンスターだから化け物と同じだ』
『はうあああぁぁあ』
『僕達が何もせずに即死するなんて…』
『お手上げだな、ナ...

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