Nicotto Town


小説日記。


-魔切の回想- 2/3



2/3



終わらない夢。

ずっとずっと、同じものを繰り返し見せられ続ける。

泣いてる狼牙崎の顔を、見すぎて頭が可笑しくなりそうだった。

――私が泣かせたって解ってるから。

…ごめん狼牙崎。

私が弱かったから。

私が意気地なしだから。


「…かえっ、きて、魔、切……わた、し、もっと…、強、く、なる、からっ……!」

夢の隙間に入ってくる、もう一つの泣き声も。

ずっとずっと同じ事を繰り返してた。


…違う。
狼牙崎は私なんかよりずっとずっと強くて、かっこよくて、………憧れ、てた。

私も狼牙崎みたいに、胸を張って堂々と戦いたい。
私も狼牙崎みたいに、自信に漲って自由に戦いたい。

…私も狼牙崎の隣に、立ちたかった。
でも狼牙崎の隣には、神埼が居る。


「――私、が、魔切を守れなかったから、っごめん、なさい…っ…ごめんなさい、ごめんなさい、っごめんなさい……!!」

その声が狼牙崎だって解った時。

私は死にたくなった。


狼牙崎はずっとずっと誰かに謝ってた。

その誰かは、謝られる資格も無い愚図で。

馬鹿で。弱くて。臆病で。一人じゃ何も出来なくて。

………君に、依存してて。

強くてかっこよくて誰かの為に命を懸けて自由に堂々と戦う君に。


"私のために泣いてくれてる"なんて、自惚れてる自分を殺してやりたかった。

きっと滅多刺しにしても足りないんだ。

死ね。

死んじゃえ、私。

…でも、死んだら君に謝れない。


優しい狼牙崎。
みんなの人気者。


悪いのは私。
私の為に泣くのは、私だけで良い。


君を泣かせたのは私。
君を傷つけたのも私。


――ごめんなさい


…泣かないで、狼牙崎。
ケーキなんてまた作ってあげるってば。
……違うか。

――でもね。起きたら一番最初に、君にケーキを作ってあげようって決めてた。


狼牙崎の隣に居る神埼が、いつも羨ましかったよ。
…少しくらい私が一緒にいたって良いじゃない。


"私の為に泣いてくれる狼牙崎"を独り占めにする私は、きっと密かに愉悦に溺れてて。



………私は、最低な奴です。





***

意外と人気なまきりん。

前回コメントくれた子、ありがとです。

続き。


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2012/07/03 18:46
画像みましたよおおおお!

つっきーとまきりん神でした///((

まきりんは私の期待を裏切らない可愛さ!
Foooooooooooooo!!!!(ty
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2012/07/01 23:25
魔切さんっっ!

や、ば、い、ですね!←
んむ、狼牙崎さんと魔切さんのコンビは素敵(ry
・・・崎崎コンビは勿論のことなんですけれども。←


そして、おりちゃ内での爆蛇ちゃんについて。
猫宮くんを強く叩き過ぎたと理解し、瞳を潤わせているねこを心配する___なんて
しましたが。叩くのはいつものことだから少し不自然かも、なんて思い始めてて。
お手数ですが、ご指導してくだされば宜しくお願いいたします。
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2012/07/01 20:14
神埼くんはどういう位置付けなんだろうか……(ぇ
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2012/07/01 17:06
魔切さぁああああああああああん!!((
死んじゃいやぁああああ(

こんにちは、1から拝見させて頂きますたけど…
糾様の凄い文章力に乾杯してもいいですか?
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2012/07/01 17:01
いやあああああ死なないでええええまきりーーん(

本当に感動して泣きそうです(
じーんときましたww

文章力にくりびつぎょーてんです!



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