Nicotto Town


小説日記。


作詞もどき

1
曖昧な心水槽で揺らぐ
コップの水が溢れたら 一丁前に情緒不安定

精神安定 睡眠薬
どうやったって目が冴えてる

「みんなしてます」魔法の言葉
騙されて喚く馬鹿どもだって
見下して笑う治らない厨二病

投げ出したいと願ってたって
どうせどうせ気づいてもらえない

口に出さなきゃ声にならない
そんな当たり前なことさえ
めんどくさいと思ってしまう

どうせクズですって逃げ道
作って自分 守っていたいんだろ?

どうせどうせ君も同じだろ
仲間だよって安心したいんだろ

2
同じような曲ばっかりって
お前はそれを作れるのかって
しょぼい言い争いばっかして
お前らそんなの他所でやってろ

それを見ているお前もしょぼいなって
誰か言ってやればいいのさ

無意味な呟き見流すTL
どいつもこいつもくだらないよな

見下げた景色があまりに綺麗で
どうしてだろうと後ろを見たら
死にそうなほど高い壁

緩急つけて喜怒哀楽
どうせどうせ自己満足だよ

笑顔で強がり自分作って
私は偉いんだと酔いしれる
嫌なことも好きなことも
いつかわからなくなる

3
薬物乱用 リストカット
どうせどうせわかっているのに

やめられないやめたくない
一生残るその傷と 生きてく勇気もないのにね
メンヘラヤンデレその違いだって
興味がなければ境界なんてわからない

死んでからのが有名になる
世界はいつも同じように回る

綺麗事言って笑っても
カッコつけてスカしてみても
正義だけがルールだなんて誰が言ったわけでもないのに

どうせどうせ憧れたって
夜空に輝く星みたいに 遠すぎて追いつけない

いつかいつか身体に溜めた
憎しみ寂しさ負の感情 全て呑み込み大人になれたら

曖昧な言葉たちの行進
全部全部独り言さって

玄人の真似して素人のまま 水槽の中の罅は取れない




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