Nicotto Town


小説日記。


紹介文

軍事戦争三つ巴オリチャサークル

言霊 の 輪舞曲



紅歴(コウレキ)444年。
12月31日大晦日、帝の死と共に蒼歴(ソウレキ)を迎えるはずだったその夜、異変が起こる。

――〝12月32日〟の出現である。

何の前触れもなく訪れたそれは、暦の上に突如として現れた。
日めくりの日付は、1月を失い延々と12月32日から進むように。

しかし、問題はそれだけではない。
今まで優勢に居り、この国を支配していた
紅玉軍〟、通称【紅(アカ)】の帝の、何者かによる暗殺。
じわりじわりと浸食するように、その鳴りを潜めていた
蒼海軍〟、通称【蒼(アオ)】の反逆によるものと
考えられ、【紅】【蒼】に宣戦布告を言い渡す。

だが、今に至るまで【紅】の支配下にあったはずの
【蒼】の軍勢は【紅】大きく上回るものであった。
あっという間に戦局はひっくり返り、【蒼】の優勢となる。
現状で世界を配する者は【蒼】の帝となるが、年が明けない今、双方の合意の元、一応という処置で紅歴が続く。


そして戦乱はその後、50年間も続いた。


一方で、時もまた進むことを知らなかった。
12月32日からの365日を1年とし、12月18282日現在、
四季も世界から忘れ去られ、冷たい冬が続いていた。

戦乱の世、生き残る術と武術を教える学校は世界各地に点在し、学生たちは7歳からそれを身体に刻みつけるように学んだ。
15を過ぎると学生たちは戦地へと赴き、一端の軍人として戦争を指揮するよう命じられる。
中でも能力に秀でた者は、それなりの地位も与えられた。



舞台は一つの小さな島国。
国は、超巨大要塞都市【輪舞(リンブ)】を中心に丁度3つに別たれる。
人々は3種に分類され、
紅い目黒い髪を持つ者が【紅】の民。
蒼い目白い髪を持つ者が【蒼】の民。
それぞれは生まれ落ちたその瞬間から、
それぞれの国の民となることを強制される。

逆らえば即刻――――、あるのみ。

その中でも異端とされるのは、
ちぐはぐな色味を持って生まれた者(例 白い髪と紅い目)。
彼らは【紅】【蒼】の者の血が混じって生まれた
反逆者の子供として忌み嫌われる。
そして【紅】【蒼】が混じり、紫色の目を持つ子供も時折
生まれ、彼らは総称して【紫(ムラサキ)】-紫煙軍-として扱われた。

○紅玉軍(コウギョク/グン)-通称【紅】
紅い目と黒い髪を持つ者の属する国。
国のことを一番に考え行動する。
国のために死すら厭わない姿勢を正義とし、
中心都市【輪舞】を占拠し長らく繁栄していた。

○蒼海軍(ソウカイ/グン)-通称【蒼】
蒼い目と白い髪を持つ者の属する国。
国よりも自らの命を先んずる者たちが多い。
卑怯な手こそ正義とし、晴れて
先の戦いで敗れた【紅】の帝の命を奪った

○紫煙軍(シエン/グン)-通称【紫】 
異端者たちの集まって出来た小規模な国。
異端者同士が手を取り合い、協力して
国を繁栄させてきたが、両軍からの目はあくまで冷たい。


***

サークルURL
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※当サークルへのパクリ、類似作品、参考などは一切許可していません。
見つけ次第、此方から話を伺わせていただきます。




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