「あの日」のことを書いてみよう
- カテゴリ:日記
- 2015/03/11 01:03:10
ニコッとのブログを遡ってみたら、
翌日の「こんなに待ち遠しい朝はなかったよね 」と、
14日の「ガレキを越えて」くらいしか書いてなかった。
忘れてしまわないうちに書いておくか。
あの頃の私は、仕事前に風呂に入っていた。
だからあの時間は、風呂から上がってバスローブ姿、
タオルで髪を拭きながら、玄関の付近にいた。
ら、突然揺れはじめた。
あまりの揺れに「ついに関東大震災が来たか」と思った。
東京は壊滅しただろうと思ったよ。
いつまでも揺れが収まらないので、
危ないと思い、バスローブのまま玄関から外へ出た。
すると、空は変な曇り具合。
カラスは低空飛行で、不気味に鳴く(パニクってたのだろう。
うちの猫もパニックで、そのへんを走り回る。
日本は終わったなあ・・・東京壊滅じゃあなあ 。
うちも崩れるかなあ・・・と思っているうちに、ようやく揺れが収まって。
玄関から中に入ったら、そこには
2階にあった脚立と、その前にあった手すりの太い横木が落ちていた。
つまり、そのままそこにいたら、
大怪我か、悪ければ死んでいたに違いないのだ。
ゾッとした・・・。
うちは玄関から見える位置の2階に、
書庫状に本棚が6つ、並んでるんだけど。
そのうちの2つが完全に崩壊して、
手前の手すりを吹っ飛ばし、階段を本のガレキで埋めていた。
2階には簡単に上がれない状態。
しかし、被害らしい被害は、それだけですんだ。
なんとか屋根裏の自室まで上がって、
パソコンでTwitterを見て驚いたよ。
震源は、東京方面じゃなかったんだなあ。
中継してくれた方がいたんで、
そのまま、Twitterでニュースを見つづけたね。
津波の様子をずっと見ていた。
阪神淡路大震災の時のように。
それからいろいろあったけど。
あの日からの「朝」は、やはり忘れがたいものだったよ。
それで思い出した。
アウトドア七輪もあるんだから
炭も用意しておかなくちゃ!
ウチの事務所がある東京郊外でも、震度6弱・・。
事務所の中のモノが落ちて、大変でした(恐)。
あれ以来、ウチの事務所では食糧や日用品を備蓄してます。
行ってきます☆
でも、そろそろ立ち上がらなきゃいけないのかな。
皆さんも、がんばっているんですものね^^
大切にしていた「夜想」や「幻想文学」も、
あの時、古本屋行きになっちゃったよ。
自分ちの本棚でそれなんだから、
文化遺産の喪失も、かなりなものだったろうなあ・・・と。
後で、絵本や児童書をボランティアが集めてたけど、
あの時はそんな余裕もなく、
出せるものはあらいざらい、古本屋に持って行った。
でないと、足の踏み場もなかったんだから仕方がない。
・・・今、悔やんでるけど・・・(T ^ T)
生き残った本棚の一角は今、
災害時の食料&水の貯蔵場所と化しています。
いまだにそのまんまだ(´゚ω゚):;*.':;プッ
もう歩き出さないとね^^
そして いつまた同じようなことが起こっても
後顧の憂いがないようにしておかなきゃ(*。-ω-)。 フフフ
TVで見て「なんだこりゃ」
火事のせいで、まるで空襲の後のようだったよね。
ただ見てるしかなかったのが、もどかしかったな。
もうすぐあの時間。
遠くない空からも祈ります。
あの時は外界の情報が全く入らない環境での仕事だったので地震による通信障害ということも分からず
「今日はどうにもメールが届かない日だな」と思っていました
辺りが暗くなりかけた頃情報が入り始め
「何これ」
家に帰ってニュースを見続けていても理解するにはあまりにも悲惨な…
遠い空から祈っています