黑クリスマス寸前でした( ´ ▽ ` :)
- カテゴリ:ペット/動物
- 2017/12/25 03:16:35
前にもたびたび書いてますが、
うちには「発作を起す猫」がいます。
育たないと云われる冬子(夏以降に生まれる猫)で、
保護した当初は慢性鼻炎、
後に獣医さんから「よくここまで育った」と言われる虚弱体質でした。
2年前の9月、
2歳になるちょっと前から発作を起こすようになり、
頭を強打することが多くなってからは視力も悪くなる一方。
元々感度が悪かったGPSは完全に故障し、
家の車の下にいても帰ってこられない有り様。
他の兄弟猫達は出入り自由でも、
その子だけ、家に閉じ込めて置かなければいけない状況です。
が、先の金曜日、
ちょっとのスキをついて外に出られ、行方不明になりました。
家族・猫族総動員で捜索するも、手がかりなし。
遠くには行かないだろうとはいっても、
よその庭に入り込んで踞っているとしたらなす術もなし。
呼べども呼べども返事なく。
折しもその夜は大寒波で、最低気温−4℃。
一夜明け、我々は完全に諦めていました。
正確にいえば、1%くらいの奇跡は信じていましたが、
祈るよりも、大掃除に励みました。
ええ、逃亡防止用の網戸とか、
発作用に用意してあったフリースやタオル類などは掃除の邪魔なので、
まずそこから片づけて掃除にかかっていたのです。
昼過ぎ、斜向かいの方がやって来ました。
私の職場の大先輩でもあり、猫友でもあるその方は、
自分の家の猫が失踪中なので、私に相談に来たんです。
そこで「うちの赤トラも昨日ね・・・」と言えば、
「赤トラなら、うちの庭で寝てるけど」と返されたので
ああ、同じような色のが遊びに行ってるんだな・・・と聞き流して・・・
あれ?
「赤トラって、そこにいるやつ?」
「ううん、違うけど」
「庭にいるって、いつ?」
「ええ、ついさっき・・・」
慌てて、斜向かいへ走る母と私。
塀に並んだうちの猫達が見ているその方向、
日だまりの芝生の上で踞っていたのは、正にうちの末っ子!!
生きてたか!?
いや、この距離で帰れないのか!!
いやいやお前達、見てないで連れて帰ってこいよっ!!
【教訓】
猫の捜索は全く当てにはならない
おかげで、暗いクリスマスを迎えることはありませんでしたが、
家族全員、ほっとするというより、どっと疲れました( ´ ▽ ` ;)
よかったんだけどね・・・。
この末っ子、発作頻度が加速していて、
2時間起き4回連続という記録を出しています。
帰ってきたその日も立て続けに3回、発作を起こしました。
体も弱っているだろうそんな状態でも一晩生き延びられたのは、
早々に暖かくて居心地のいい場所を見つけて眠ってしまい、
運よく発作も起こさなかったからじゃないかと思います。
そんな奇跡は正に1%で、次は無いでしょう。
だけど、
この先、この末っ子に何があっても
「あの時生き延びたのが奇跡なんだから」と
思うことが出来ると思います。
それは、よかったんじゃないかなあ・・・
そういう偶然とも思えることが、人の(猫の?)人生を
大きく左右するんですよね?
見つかって、緊張の糸が切れたからどっと疲れるのも無理は無いです。
末っ子さんの発作に付き添うのは、きっと大変という一言では済ませられないのでしょうが……。
穏やかな時が、なるべく長く続きますように。
偶然ってあるんですね。
よかったです!
良かったぁ~
朝から涙腺緩んじゃった一><