散歩
- カテゴリ:日記
- 2016/07/11 02:40:41
夕方、母と一緒に散歩しました。
るなと一緒に歩いていたコースです。
14年前の初夏、
ボランティアさんの車に乗っていたるなを父が気に入り、
うちに引き取られることになりました。
ちょうどその日、
老衰でホールに身を横たえていた23歳の黒猫クロが、
ひっそりと息を引き取ったのを覚えています。
(クロもまた、2年間の居候を経て
近所からうちの子になったいわくがありましたね)
私が初めてるなと散歩に行った時、
四葉のクローバーを見つけて、首輪に挿してあげましたね。
どんな事情か野良になり、
子供を産み、処分されそうになったところを
ボランティアが引き取ったということです。
(そのボランティア団体とももう、連絡はつかない)
潔癖性で、自分の住処の周りでは絶対にトイレをしないため、
ボランティアのところでひどい膀胱炎になっていたので、
それからこの14年間、
ほぼ3時間ごとにトイレに連れて行かなければならない生活でした。
必ず留守番が必要だったんですよ。
夜の11時は母が、2時には父が起きてトイレをさせ、
5時に朝の散歩、夕方にも散歩。
るなは、うちの「時計」でした。
両親共にそれだけ尽くしたのにww
私のいうことを一番聞くのだと、母は怒ってましたね。
私は主にしつけを担当していて、
何度か24キロのるなを「逆さ落とし」したこともあって・・・
「逆らえない相手」と認識していたようです(もちろん、寸止めしたよ(・ω・)ノ
散歩に行くと、るなは犬たちのアイドルでしたww
(動物は、経産婦がモテる・というのは本当らしい)
フレンドリーな犬たちとはいえ、るなには事さらにじゃれついてくる。
あっちの小型犬も、こっちの大型犬も、みーんなるなが大好き。
チャリで引かれていく犬まで、いつでもいつまでもるなを目で追っているww
近所の犬たちは脱走するとまずるなのところに来るので、
簡単に捕まえることができた・・・などなど。
外面はとても良い子でしたが、
家ではもちろんワガママいっぱいでした・・・両親が甘やかすから★
猫が大好きすぎて、
田んぼで揺れてる白いビニール袋ですら
「ネコちゃんだ、うっわーーーーい!!!」とはしゃいで突進しようとする・・・
それで猫たちには嫌われたけど、意に介さず。
そんな我が家なので、
しばらく腑抜けているでしょう。
失われた時計に変わる生活習慣が出来上がるまで、
なんだかゆる〜い状態が続くでしょう。
両親じき75歳になるし、
もう犬は飼わない・飼えないとは言ってるけれど、
拾い癖、持ち込まれ癖がある家なので、
先の事を決めてかかるのはやめましょう。
るなは、4匹目の犬。
「10年後もこのままだろうけど、その先はわからない」
と言っていた、広がる田んぼの風景を眺めながら、
これまでの犬たちの事も話しながら、母と散歩しました。
四季折々の風景を楽しむのが、
犬の散歩で一番の楽しみだったんですよ。
だから、豪雨だろうと台風だろうと、行けたww
そういえば、前のめりさんが亡くなった後も、
散歩に出なくなって「こりゃダメだ」と
近くの動物ボランティアを探したんだっけ。
我々は犬の介助なしで、
散歩を日課にすることができるのだろうか?
そう、
散歩してもらっていたのは我々の方、だったんですよね。
しばらくは、心の向くままに。。。
いろんな垣根を超えて、お互いがお互いを支えあってる、
みんな大事な家族なんですね(ノ。;*)
きっとまた思わぬ出会いがあるんじゃないでしょうか。
年々の変化は散歩の賜物だと思います
そうそう! 散歩中に▼・。・▼がわがまますると
「アンタのための散歩じゃないからね!」と言ってるわ www
わたしを飼って〜って、言いたいところだけれど、
ネコじゃ散歩のお供は無理だろうし、
そこまで軽で行ける自信もナイし(苦笑)
るなちゃんが次の縁を運んで来てくれるんじゃないでしょうか。
しばらくは同じ散歩コースを辿ってみたらどーでしょう。
猫さん達が心配するから、元気出してね〜
おいしいごはんが食べたい。
ほんとに、拾われたり持ち込まれたり、縁が多いおうちだもの。
子供も育ててるつもりでも、結局育ててもらってるのはこちらだから・・・。
生き物の関係って、結局そうなのかもしれないです。
全ての人が 命の重みを感じてほしい今日この頃です
素敵な朝になりました ありがとぅ ♪v(*'-^*)^☆
思う存分ふぬけて下さい。
どんなに見送ってきた経験があったも、
るなちゃんを見送るのは初めてのことだもの。
散歩してもらっていたのはPalさんたちだったのかもね。
しているつもりが実はしてもらっている、人生ではよくあることだ。
るなちゃん
可愛いなぁ。。。